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column 525.
不動産売却のアピールにつながる!ホームインスペクションとは2021-11-12
不動産を売却するためには、あの手この手で買い主が感じている「中古住宅ならではの不安」を解消する必要があります。 そこで役に立つのが、目視で住宅の問題点等を洗い出すホームインスペクションという手続きです。 ここでは、不動産売却時にアピールポイントの一つとして使える、ホームインスペクションのメリットやデメリットについて解説していきます。 ホームインスペクションとは
ホームインスペクションとは、目で見てわかる範囲で住まいの状態をチェックする建物調査のことです。 また、現状を確認するだけでなく、「修理をする場合どれくらいの費用がかかるのか」「プロの目から見たリフォームプランのおすすめ」など提示してもらえるのもポイントです。
なお、ホームインスペクションは新築でも中古住宅でも依頼できますが、中古の場合は取引する際、仲介業者が「ホームインスペクションという手続きがある」「必要があれば斡旋できる」ことを買い主に告知するよう法律で義務化されています。 不動産売却時にホームインスペクションを行うメリット●問題箇所を直すことで物件を売りやすくなる
ホームインスペクションを行うメリットの一つ目は、不動産の売りやすさを高められることです。 ●広告や営業におけるアピールポイントが増える
ホームインスペクションを行うと、物件広告や不動産業者による営業活動の際に「ホームインスペクション実施済み」であることをアピールできます。 ●売却後トラブルになるリスクを減らせる
ホームインスペクション実施済みの住宅は、住宅のトラブル・問題点をリストアップしているため、基本的には不動産売買後に「雨漏りがあった」「床がきしむ」といった問題が基本的には出てきません。 ホームインスペクションを実施するデメリット●対応の難しい問題点が見つかることも
ホームインスペクションのデメリットは、住宅によっては対応の困難な問題が見つかってしまうことです。 ●検査をしても全ての瑕疵がわかるわけではない
ホームインスペクションは、目視による検査なので、壁の中など目で見えない部分の問題は分かりません。 ホームインスペクション利用時の注意点
ホームインスペクションを利用する際の注意点は、売り出し前に検査の手配をすることです。
また、インスペクションを行う場合は現場に立ち会いましょう。 まとめ目視によって住宅の状態をチェックし、補修の必要な箇所を割り出してもらうホームインスペクションは、中古住宅に対する「どういった問題が隠れているのかわからない」という不安感を軽減できる手段の一つです。br> 問題点を事前告知することで、売却後のトラブルも防げます。br> 売却中のアピールポイントを増やして、手持ちの不動産を好条件で売却しましょう。
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