|
<< 2025年11月 >>
月間アーカイブ
|
column 538.
不動産に売りどきはあるの?時期による売却結果の違いを解説2022-02-07
中古品の買い取り価格は、「欲しい人が多いとき」や「注目が集まっているとき」に高くなります。 しかし、不動産に関しては明確にいつが売りどきになるのか、そもそも売りどきがあるのか一般人にはわかりません。 それどころか、売却手続きが終わるまでに数ヵ月かかることを考えると、あるかどうかもわからない売りどきを狙ってピンポイントで売却するのは困難です。 この記事では、不動産には売りどきというものが存在するのか、また物件や土地を売る時期によって売却結果がどう変わるのかを解説します。 不動産はいつ売るかよりも早く売ることが大切●築年数が若い間に売り出した方が高く売れる
結論からいうと、不動産には明確な売りどきがありません。
ただ、ほぼすべての不動産において共通するのが、できるだけ早く不動産売却を始めた方が高く売れること。 ●売却のタイミングが遅れると余計な維持費がかかってしまう
不動産の売却タイミングを待つと、維持費がかかってしまいます。
また、一戸建てやマンションといった建物に関しては、ボロボロにならないよう外観や内装のメンテナンスが必要です。 一戸建てとマンションは価値が下がる前に売ろう●木造の一戸建ては築22年で建物の資産価値がほぼゼロになってしまう
木造の一戸建ては、築22年で耐用年数を迎えて帳簿上の資産価値がほぼゼロになってしまいます。 ●マンションの資産価値がなくなるのは築47年前後
鉄筋コンクリート造のマンションに関しては、築47年で耐用年数を迎えます。 不動産のお得な売却タイミング
不動産は、売りどきを待つよりも早く売るのがおすすめです。 また、相続した不動産については、取得後3年以内に売ることで税の特例を利用して課税額を大幅に抑えられます。 早期の売却を狙うなら3月の成約を目指そう
基本的に不動産には明確な売りどきがありません。 まとめ不動産は、新しければ新しいほど売りやすく高額売却もしやすいため、いつ来るかわからない売りどきを待つメリットが少ないです。 特に、耐用年数を越えた物件は売却価格が急激に落ちてしまうため、長期間使わない住まいを放置するのはおすすめできません。
ただし、物件や取引の条件によっては売却を調整したほうが良い場合もあります。
|