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column 617.
リースバックの買戻しとは?家を買い戻すための条件や注意点を紹介2022-12-21
リースバックの買戻しとは?家を買い戻すための条件や注意点を紹介
リースバックの買戻しとは、一度売却した自宅を、再取得する手続きのことです。
ただし、買戻しの契約内容は複雑です。 今回は、リースバックや買戻しの仕組みや、買戻し価格の決まり方、一般的な契約条件や契約時の注意点をご紹介します。 リースバックと買戻しの基本を押さえようリースバックとはリースバックとは、自宅を売却し、買い主と賃貸契約を結ぶことで、手放した家に住み続けられる不動産の売却方法です。 自宅を売却
まとまった資金を確保
賃貸契約
家賃を払って住み続ける
不動産売却でまとまった資金を確保しつつ、住まいや生活を変えずに過ごせるため、たとえば「転職で一時的に収入が下がりローンの返済が難しくなった」「業績は好調だが事業の運転資金が足りない」といった、一時的な資金難を解決するために利用されます。 買戻しって何のこと?
買戻しとは、リースバック後に売却した家を買い戻す行為のことを指します。 そのため、買戻しをするためには、リースバック契約とは別に、買戻しに関する契約もしておく必要があります。 買戻しはいつでもできる?条件と契約のポイント特約を付けるか売買予約をすれば家を買戻しできるリースバック物件の買戻しをするためには、「買戻し特約」または「売買予約」のどちらかが必要です。 買戻し特約とは、民法で認められた買戻しの権利のことです。この特約を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。
売買契約と同時に買戻し特約の登記をしておくことで、その権利を第三者に対抗(主張)でき、これを対抗力と呼びます。
一方の売買予約は、将来家を買い戻すことをリースバック相手と約束することです。買戻し特約ほどの法的な拘束力はありませんが、買戻しの期間や金額などを比較的自由に設定できるという柔軟性があります。
なお、買戻し特約も売買予約も、口約束だけでは法的な効力が期待できません。 買戻し可能な期間とその制限
リースバックの買戻しができる期間は、最大10年です。
民法の規定上、買戻しの期間は最長10年、期限を決めていない場合は5年で買戻しができなくなるため、覚えておきましょう。 買戻し価格はどう決まる?相場と算定方法を押さえよう買戻し価格は売却時の金額よりも高くなる
買戻し価格は、リースバック時の売却価格よりも高くなります。 売却価格
+
手数料・諸経費
=
買戻し価格
※一般的に、売却価格の10〜30%増しに
具体的な金額は、買戻し特約か売買予約か、どのリースバック業者と契約しているかなどによって変わるものの、売却価格の10~30%増しが相場とされています。 買戻し価格は契約時に取り決めておくべき?
リースバックの買戻し価格は、買戻しの約束をする時点で決めておきましょう。 また、リースバックの買戻し価格は、将来買戻しをする時の相場を参考にする市場連動型と、リースバック契約の時点で買戻し価格を決めてしまう固定型が存在するのもポイントです。
市場連動型は、将来不動産市場が暴落していれば家を安く買い戻せますが、地価の状況によっては価格が上がることも考えられます。 買戻しに必要な資金を準備するためのステップ買戻しの目標金額を把握する
リースバック後の買戻しを実現するためには、買戻し価格を現実的に支払える金額にする必要があります。
リースバック物件の家賃や買戻し価格は、不動産を高く売れば売るほど上昇する傾向があります。 資金繰りの目標を立てる
買戻しの目標金額を把握したら、毎月いくら積み立てれば良いかを買戻しの時期から逆算しましょう。 1
目標金額の設定
例:5年後に1,320万円必要 2
積立額の逆算
例:1,320万円 ÷ 60ヶ月 = 毎月22万円 3
金策の検討
親族援助、相続、住宅ローンの再利用などを検討し、月々の負担を減らす。
当然ながら、毎月これだけの額を積み立てるのは簡単ではないため、金策が必要です。 買戻しの良くあるトラブルと失敗例買戻しを拒否された
リースバックでは、「家を買い戻せると思っていたのに、業者に拒否された」というトラブルが少なくありません。 ! 口約束はNG
基本的に、書面に残していない約束は存在しないものとして扱われるため、本気で買戻しを考えているなら、必ず買戻しの条件について、リースバックをする際に書面化しておきましょう。 家賃の値上げや定期借家契約のため、更新がなく家に住めなくなった
リースバックの賃貸契約を更新するタイミングで、大幅な家賃の値上げを提示された、もしくは賃貸契約が原則更新できない定期借家契約になっており、退去することになったというケースもあります。
ただ、常識的な範囲での家賃の値上げは、法的にも問題ありません。 リースバックに失敗しないための不動産会社の選び方リースバックの条件よりも実績や信頼性を重視する
リースバックと、リースバック後の買戻しを成功させたいなら、リースバックの条件だけでなく、会社としての実績や信頼性を重視して取引相手を選びましょう。 リースバックや買戻しの取り扱い数が多い業者、評判の良い業者を比較し、最も信頼できるところと契約する必要があります。 契約書の内容を見せてもらう
リースバックやリースバック物件の買戻しは、通常の不動産売却に比べて複雑な手続きです。 注意すべき業者の特徴
こうした業者は信用できない可能性が高いです。 リースバックやリースバック後の買戻しは、年単位で取り組む必要があるので、業者探しに時間を使った方が、より良い結果を得られるでしょう。 まとめ
リースバックを利用すれば、自宅を売却した後も住み続け、お金が貯まってから手放した家を買い戻せます。 リースバックの買戻しは、契約時にどれだけ具体的に買戻しの条件を決めたか、決めた内容を書面化しているか、信頼できる業者と契約できているかで左右されます。 安易に契約せず、時間をかけて買い戻せるかを計算し、信頼できる業者と取引しましょう。 |