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				築10年前後の築浅物件を高く売るためにできることは?2023-02-20
 
中古不動産市場において、築10年前後の築浅物件は、早く高く良い条件で売却しやすい優良物件のひとつです。
ただし、不動産の売却結果は、頼りにする不動産業者の実力や売り主の協力次第。
売り方によっては、想定よりも悪い条件で手放すことになる場合もあります。
そこで重要なのが、築浅物件を高く売るポイントを押さえておくことです。
 築浅物件の高額売却を目指すなら売り主側の工夫が必要
築浅物件の高額売却を目指す場合、真っ先に押さえておきたいのが築浅物件の持つブランド力です。
築浅物件は、比較的きれいで設備も新しく、経年劣化の影響が少ないため、ただ単に売り出すだけでもある程度の高値で売却できます。
不動産市場において、「新築に近い」「築浅である」ことは、それだけで大きな価値を持つのです。
当たり前だと考えるかもしれませんが、「築浅物件は高く売れる」という前提を知らないと、悪徳業者に不当な査定を出されても信じてしまったり、買い主がなかなか見つからないとき安易に値段を下げてしまったりすることになります。
 築10年前後の築浅を高く売るためにできること●買い主側に売却理由を明かす
築浅物件の売却では、積極的に不動産の売却理由を明かしましょう。
築浅物件は、基本的に新しくて良い物件です。
 ●施工不良や物件の気に入らない部分を隠さないもし、築浅物件に施工不良や設備の破損・不調、その他気に入らない部分がある場合、隠すのはおすすめできません。 なぜなら、取引する物件に問題点があることを伏せて売却すると、取引後に重大なクレームへ発展するリスクがあるからです。 売り主側はどういう不具合があるのか知っていても、不動産の買い主にはわかりません。 高いお金を払って後日不具合があることがわかると、当然、気分を害しますし、買い主は不具合を我慢してくれないでしょう。 円満な取引をするためにも、施工不良や物件の気に入らない部分は積極的に開示しましょう。 ●照明やエアコンといった新しい住宅設備をできるだけ引き渡す築浅物件に設置されている照明やエアコンといった住宅設備は、比較的、新しくて高性能なものが多いので、引き渡すと買い主に喜ばれます。 売却物件の住宅設備は、内覧に備えて一時的に残しているだけで、引き渡し時には設備を新居へ持っていく方も多いです。 物件のアピールポイントとしてわかってもらえるように、住宅設備を引き渡す場合はどの設備を残すのか、物件広告や内覧で説明しましょう。 ●水回りはプロに掃除を頼む築浅物件は、中古物件の中でもきれいなイメージが強いため、汚れがあると大幅に物件の印象が悪化してしまいます。 特に、水回りは買い主から細かくチェックされる場所なので、自分で掃除するだけでなく、できればプロの業者に清掃を依頼しましょう。 目立つ場所をきれいに磨き上げておくと、その他の場所の汚れも目立ちづらくなります。 ●不動産業者に協力的な姿勢を見せる不動産売却で良い結果を残すためには、不動産業者と良い関係を築くことが重要です。 売り主の態度が、「内覧はこの日にしか受けられない」「プロなのにまだ高く買ってくれる相手を見つけられないのか」といった非協力的なものだと、不動産業者のモチベーションが下がります。 不動産業者のアドバイスを聞く、内覧の申し込みには柔軟に対応するなど、売り主として協力的な姿勢を見せることで、不動産業者のやる気を引き出しましょう。 築浅物件を売るときはローン残債のチェックも忘れずに
ローンで購入した築浅物件を売るときは、不動産を売ったお金と預貯金でローンを完済する必要があります。
 まとめ
築10年前後の築浅物件は、高く早く売りやすい好条件の物件です。
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