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column 721.
抵当権って何?抵当権付きの不動産を売る方法や注意点を解説2024-03-01
お金を出して買った不動産は、所有者個人の持ち物なので、売りたくなったらいつでも売却できます。
ただし、不動産を買うときに住宅ローンを組み、物件に「抵当権」が設定されていると、自分の所有物であっても自由に売却できません。 この記事では、そもそも抵当権とは何なのか、抵当権付きの不動産を売る場合はどうすれば良いのかなど、抵当権の付いた家を売るときに知っておきたい基礎的な知識について解説します。 抵当権とは
抵当権とは、金融機関で住宅ローンを組むときに、物件を担保にする権利のこと。
では、何故住宅ローンは1,000万円以上のローンを組めるのかというと、お金を借りるときに「返済を滞納したら、家を差し押さえて競売にかけ、お金を回収しても良いですよ」という約束をするからです。
抵当権を解除できるのは、住宅ローンを完済した後。 抵当権付きの不動産を売る方法●不動産売却手続きの流れ
抵当権付きの不動産売却方法を紹介する前に、基本的な不動産売却の流れを押さえておきましょう。
全ての手続きが終わるまでの期間は、一般的に3~6ヵ月です。 ●不動産の売却代金で住宅ローンを完済し抵当権を解除する
抵当権付きの不動産を売る方法として最も一般的なのが、不動産を売ったお金で住宅ローンを完済し、抵当権を解除する「同時決済」という方法です。 ●手持ち資金で抵当権を外してから売却手続きを進める
手持ち資金でローンを完済できる場合、先に住宅ローンを完済し、不動産の抵当権を外してから売却手続きを進めても構いません。 ●ローンを完済できない場合は任意売却
ローンの返済ができなくなってしまったので家を売りたいが、売却代金よりローン残債の方が大きいので、不動産を売れないという時に利用できるのが、任意売却です。 抵当権のある家を売却する際の注意点
抵当権のある家を売却する際の注意点は、ローンを完済しただけでは抵当権が解除されないこと。 まとめ抵当権付きの不動産を売却する方法は、不動産の売却代金でローンを完済する・手元資金で先にローンを完済する・任意売却するのうち、どれかです。
ただし、手続きを無事終わらせるためには、不動産業者や住宅ローンを組んだ金融機関と上手く連携を取る必要があります。 |