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column 726.
老後は賃貸?それとも持ち家?両者のメリット・デメリット2024-03-01
家は必ず劣化します。 そこで問題になってくるのが、現在の家を売った後、賃貸を選んだ方が良いのか、それとも再び持ち家を買った方が良いのかという悩み。 今回の記事では、老後どのように過ごしていくのかをイメージできるように、賃貸と持ち家のメリット・デメリットをご紹介します。 老後の住まいとして賃貸を選ぶメリット●初期費用が安くいつでも引っ越しできる
老後の住居として賃貸を選ぶメリットは、初期費用の安さです。 ●物件の選択肢が広い上にメンテナンス費用はオーナー負担
賃貸物件の良いところは、幅広い選択肢の中から住みたい家を選べること。 また、賃貸物件の場合、住宅設備の修理やメンテナンスの費用をオーナーが負担してくれるので、修繕費や固定資産税の負担も考える必要がありません。 老後の住まいとして賃貸を選ぶデメリット●住み続ける限り家賃の支払いが必要
老後の住まいとして賃貸を選ぶ最大のデメリットが、住んでいる限り家賃が必要になる点です。
また、高齢になると、引っ越しをする際に入居審査で落とされやすくなります。 ●気軽にリフォームやバリアフリー化ができない
賃貸物件は、オーナーの所有物なので、リフォームやバリアフリーの工事ができないという問題も抱えています。 老後の住まいとして持ち家を選ぶメリット●ローンを完済すれば維持費だけで暮らしていける
持ち家は、住宅ローンを完済すれば、維持費だけで暮らせるようになります。 ただし、老後にローンを持ち越すと返済が大変なので、早目にローンを組んで完済する、老後まとまった資金で中古住宅を一括購入し、リフォームするなど、老後にローンを残さない方法を取ることをおすすめします。 ●いざとなったら現金化できるし資産としても残せる
持ち家の良いところは、必要に応じて現金化できることです。
また、建物の価値は、木造だと築20年ほどで底値になりますが、土地の価値は年月が経っても目減りしません。 老後の住まいとして持ち家を選ぶデメリット●初期費用やローン金利の負担が大きい
持ち家は、購入時の負担が重いです。 ●気軽に引っ越しできない
持ち家は、売却時にローンの完済が必要で、売却手続き自体も数ヵ月かかるため、気軽に引っ越しできません。 まとめ
老後の生活を賃貸で送った方が良いのか、それとも持ち家で過ごした方が良いのかは、理想とするライフプラン次第。 賃貸と持ち家の両方にメリット・デメリットがあるので、老後の住まいは、ご自身の金銭的な余裕や健康状態などに合わせて選びましょう。 |