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				不動産売却は赤字になりがち!売却時の損失を抑える方法とは2024-05-16
 不動産売却は、人生においてそう何度も経験する機会のない貴重なイベントです。 ただし、不動産には「この金額で売れる」という定価がないため、価格設定を間違えたり、必要経費を少なく見積もったりするだけで、簡単に赤字が出てしまいます。 
		売却時の損失を抑えるためには、不動産売却の知識が必要不可欠。 不動産売却は赤字になりやすい●買ったときより安く売れる物件の方が多い
		不動産売却が赤字になりやすいのは、そもそも買った時より安い金額で売れる物件の方が多いからです。 ●購入時の価格で売れても経費で赤字になりがち
		計算上、不動産を購入時の価格で売却できれば、得しませんが損もしません。 ●住宅ローン残債>売却代金だと持ち出しの分だけ損をする
		住宅ローンを組んで買った家を売るときは、基本的にローンの残債を一括で完済する必要があります。 ●買った額より安く売っても税金がかかるケースがある
		単純に考えると、3,000万円で買った家を2,000万円で売ったら赤字なので、売却時に税金はかかりません。 不動産売却時の損失を抑えるコツ●譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例を利用する
		不動産売却で損失が出た場合、確定申告で「譲渡損失の損益通算・繰越控除の特例」を利用しましょう。 
		・10年以上のローンが残っており、所有期間5年超のマイホームを売って損した場合 
		に関しては、特例として不動産売却の赤字を本業の所得から控除できるのです。 
		さらに、初年度に相殺しきれなかった譲渡損失は、以降3年間繰越可能です。 ●相見積もりを取る
		不動産売却の赤字を避ける方法として、効果的なのが相見積もりを取ることです。 ●解体工事・リフォームはなるべく行わない
		家を売る時に、解体工事やリフォームといったお金のかかる工事を避けることも重要です。 まとめ不動産は、経年劣化と共に資産価値が下がっていく上に、明確な定価もないため、いくらで売れるのか、売却にいくらかかるのかを冷静に計算しておかないと損をしやすいです。 無駄なリフォームや返済資金・経費・税金の見落としなど、取引の赤字を招く要因はさまざまな場所に潜んでいます。 不動産売却で大きく損をすると、住み替えや売却後の生活で困ることになるため、譲渡損失の特例を利用したり、相見積もりを取って実力のある不動産業者に売却を任せたり、売却の準備費用を最小限に抑えたりして、赤字を避けましょう。 
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