
家を建てよう!と思ったら、まず土地選びから始めなければいけません。
交通は便利なところがいいけれど、騒音があると困るし、日当たりがいいところのほうがいいですが、道路から丸見えというのも困ります。また、災害の起こりにくい場所を探すのも重要なポイントになりそうですね。 土地選びはどんなところに注意したらいいのでしょうか。
そこで、土地選びの段階でチェックしておきたいポイントについてアンケートを取ってみました。
【質問】
土地選びの段階でチェックしておきたいポイントはどれ?
【回答数】
街頭が多いかどうか:14
日当たり・風通しは良いか:67
幹線道路沿いかどうか:15
道の起伏が激しいかどうか:14
道の起伏が激しいかどうか:14
洗濯物を干せそうか:18
地盤は硬いかどうか:48
洪水などの影響を受けやすいかどうか:45
日当たりや風通しのいい家に住みたい!
アンケートの結果、日当たり・風通しの良さという意見が一番多い結果となりました。
・以前住んでいたマンションが、日当たり、風通しが悪く、鬱々とした気分でいました。人間、日光と風は必ず必要です。
(20代/女性/学生)
・家の中に日が当たらないこと 子供を育てる環境 風水的なことも 太陽の日にはとても重要な役割があると思ってます。日が当たらない生活は考えられない。
(30代/女性/パート)
・日当たり、風通しの悪いところは家自体が腐りやすいと思う。普段の生活でも水回りが乾きにくく、カビの温床になり、健康被害も出そうなのが心配なので。
(40代/女性/専業主婦)
日当たり・風通しの良さを選んだ理由としては、家が腐食する、湿度が高いので住む人の健康や精神状態にまで問題がおこるなどの意見がみられました。
曇りの日はなんとなく憂鬱、気分がさえないという経験はだれでもあるのではないでしょうか。日当たりが悪いところに毎日いると気分がすぐれないというのもうなずけますよね。
地震が来ても大丈夫?気になる耐震性!
二番目に多いのが地盤は硬いかどうかという意見でした。
・一生ものの住まいにしたいので、地震に強い地盤かどうかはチェックしたいです。
(30代/男性/アルバイト)
・自然災害の影響を受けないかどうかをチェックします。 地盤がぐらぐらしていたら、地震などで崩れてしまったり、液状化してしまったりと、家に致命的な影響を起こしかねないからです。
(20代/女性/契約派遣社員)
・現在住んでいる物件が埋立地のため、東日本大震災では、液状化の影響を受け、上下水道の断裂・周辺道路が水浸しになるなど甚大な被害を受けたため、地盤への関心が高いから。
(30代/女性/専業主婦)
地盤は硬いかどうかという意見を選んだ理由として、実際に地震の被害を受けた、地震での崩壊や液状化が心配という意見がみられました。
東日本大震災の被害を目の当たりにして、地震対策は選択ではなく必須と考えている人が多いことがわかりました。
地震についで洪水が心配・・・安心できるところを選びたい!
三番目に多かったのが洪水などの影響を受けやすいかどうかという意見でした。
・近年の自然災害とその後の情報から、ハザードマップなどを確認しておくことの大切さを知りました。
(40代/女性/自由業・フリーランス)
・最近は大雨や、地震などの災害が多いため、家族の命を守るためにも、水災害を受けない場所であることはとても重要。
(50代/女性/専業主婦)
・今はゲリラ豪雨とかも多くなってきていて、雨の度に床上浸水してしまうとメンテナンスが大変なので。
(40代/女性/会社員)
・自然災害は一番の脅威なので、生活が多少不便になったとしても安全を優先したいので。
(30代/女性/専業主婦)
洪水を選んだ理由として、ゲリラ豪雨が多くなっていた、床上浸水が心配という意見がみられました。
なかには生活が多少不便になっても安全を優先したいという意見もあり、洪水から家族を守るためには多少不便でも高台に住むほうがいいと考えていることがうかがえました。
日当たりはOKでも周囲から丸見えなのは困る・・・
四番目に多かったのが洗濯物を干せそうかという意見で、その次に幹線道路沿いかどうか、そして街頭が多いかどうか、道の起伏が激しいかどうかという意見が続きました。
・日当たりが良くないと安くても買いたくない。洗濯物が干せる環境がベストですが、隣と近かったり、道路から丸見えだったりすると考えちゃいます。
(30代/女性/専業主婦)
・太陽を感じれる場所。日当たりや風通しは絶対大切。ジメジメした所は家にもよくないので。
(40代/女性/自由業・フリーランス)
・近くに線路などがあると終日うるさいといったイメージがあるので避けたい
(30代/女性/会社員)
洗濯物を干せるかどうかという意見は日当たりがよいという意見と共通するところがありますが、さらに周囲の目を気にする傾向が見られました。
そのほかの意見では近くに線路や幹線道路があるとうるさいので、程よく距離があるほうがいいという意見もみられました。いくら便利なところでも騒音に悩まされるのはイヤだと感じるのはうなずけますよね。
日当たり・風通しは必須!防災対策ができるところがいい!
家は日当たりや風通しがよくなければ、住む人の健康にも影響が出てくることがあるので必ず確認することが大切ですね。 また、最近の想定外の災害の多発により、災害への備えをしようと考える人が多いことが分かりました。
災害は明日起こるかもしれませんが、一生起こらないかもしれません。心配しすぎる必要はないですが、いざというときのためにハザードマップで危険な場所を確認しておいたり、非難する場所をチェックする意識を持つことが大事だといえるでしょう。 家族のライフスタイルに合った、楽しく生活できる場所を選択することが大切なようです。

・調査地域:全国
・調査対象:年齢不問・男女
・調査期間:2016年02月23日~2016年03月5日
・有効回答数:100サンプル