
仙台に住むことを考えている方にとって、生活の中心とも言える住まい選びは重要なポイントですよね。
どのような物件にするか、さまざまな意見を聞きながら吟味したいという方が多いのではないでしょうか?
今回は、仙台市民を対象にした「あなたは『中古派』と『新築派』どちらですか」というアンケートの結果を理由とともにご紹介します。
【住まいについて質問です】
あなたは『中古派』と『新築派』どちらですか。
【回答】
中古派:25人 25%
新築派:75人 75%
半数以上を占めたのは『新築派』、その理由とは?
・自分の思ったように建てた家に住みたいから
・自分の理想に近い家屋は新築に限るし愛着も湧く
・最初から生活様式を考慮して間取りなども設計できるので
・自分の目で建設から確認したいから
アンケートの結果、全体の75%を占めたのは『新築派』でした。
特に多く見られた意見は、「自分の意見をしっかり反映させた家を建てたい」というもので、生活様式や家族構成などを考慮した間取りを一から設計できることに魅力を感じている人が多いようです。
また、「建築の過程を確認したい」、「耐震性など、安心して過ごすことができそう」など、安心安全を重視したいという意見も見られました。
『中古派』はコストパフォーマンスを重視
・最低限の設備があれば十分だから
・コストパフォーマンスが良い
・中古の方が敷地面積の広い物件がある
・必ずしも新築でなくともよい
『中古派』の意見として多く見られたのは、「新築と比べて手頃な値段で手に入る」というものでした。
中古物件は設備や敷地を確認してから購入することができるのもメリットの一つです。「設備が最低限あれば十分である」「新しさにこだわりがない」など、新しさよりも機能性を重視している人にとっては、中古物件のほうが魅力的なようです。
住まいのメンテナンスについての意見の違い
【新築派】
・新しい方が良いので メンテの面で当分しなくてよい
・当面、修繕費が必要なし
【中古派】
・中古でリノベーションをして自分の住みやすいようにしたい
・中古でもリフォームさえすればたいして変わらない
長年暮らしていく中で、住まいのメンテナンスは回避できない問題です。
そのメンテナンスについて、『新築派』の人たちが長くメンテナンスを気にせず暮らせることをメリットに挙げるのに対し、『中古派』の人たちはメンテナンスによって自分にあった住まいを構築することができることをメリットと考えているようです。
仙台市民のアンケートの結果は、新築派が圧倒的多数でした。
しかし、コメントを見れば、新築にも中古にも独自の魅力があることがわかります。
各世帯の生活様式や家族構成、住まいに対する考え方など、さまざまな要素を考慮しながら住まいを選ぶことがなによりも重要なことです。
柔軟に住まいについて考えるためにも、新築と中古の両方の可能性を視野にいれておくのが良いでしょう。

調査対象者:宮城県仙台市在住100人 年齢不問・男女
調査期間:2016年4月25日~4月27日