
もうじき花粉症の季節で憂鬱・・・という方も少なくないと思います。
花粉症は春のイメージですが、実際には2月から飛散すると言われています。対策はとにかく早期が大事。今からできることを取り入れて、少しでも軽くなるようにしてみませんか。
花粉症と風邪の見分け方
花粉症は、いつ誰が発症してもおかしくないもの。
ですから、昨年までは全然平気だった人でも、今年から急に・・・というケースも少なくないのです。
とはいえ、「今まで大丈夫だったのだから、花粉症ではない、これはただの風邪だ」と思っても仕方ありません。いえ、そう思いたいというのも人間の真理かもしれません。
どちらも鼻水が出てくるという症状があるので、紛らわしいものでもあります。そこで、花粉症と風邪の違いを見てみましょう。
「花粉症」
1.水っぽい鼻水が出る
2.花粉が飛散している間、症状は出続ける
3.熱は微熱程度
4.目がかゆくなる
5.くしゃみが続けて出る
「風邪」
1.粘りのある鼻水が出る
2.多くの場合発熱する
3.概ね、一週間ほどで症状は改善する
4.食欲がない
5.咳は出るが、くしゃみはあまりでない
対策はできるだけ早くから!
花粉症が起こるメカニズムは、まず花粉が鼻や目の粘膜に付着するところから始まります。
花粉を異物として認識すると、抗体を作ります。その抗体は、次に花粉がやって来た時に鼻水やくしゃみで花粉を追い出そうとして、細胞を刺激し、ヒスタミンなどの化学物質を放出させます。
つまりは、一度抗体ができた後に再び入ってきた花粉を追い出そうとするのが、くしゃみや鼻水となるわけです。
花粉症の治療は幾つかの方法があります。
薬を飲んで対処する場合は、花粉飛散の2週間前くらいから服用するのが効果的と言われています。地域によって差はありますが、花粉は1月下旬から2月には飛び始めます。
早めに病院で診断を受けましょう。
自分は大丈夫と思っていても、いつ発症するかわからない花粉症。少しでも軽くなるよう対策を早めにしていきましょう。
