
子供が小さいうちから本に親しませるのは良いというのは一度は聞いたことがあると思います。最近の脳科学の研究では、3歳までに本の読み聞かせを親が行うと、頭の良い子供に育つという結果が出ているとか。 でも、3歳以下の子供に読み聞かせってできるの?効果あるの?と思ってしまいますよね。 今回は、子供への本の読み聞かせについて、ご紹介します。
読み聞かせで得られる効果とは
読み聞かせをすることによって、子供に影響を与えるのはどんなことでしょう。
◇ 語彙力・単語力が増える
◇ 思考能力が発達する
◇ 理解力が高まる
◇ 表現力が豊かになる
◇ 想像力が育まれる
◇ コミュニケーション能力が向上する
こんなに多くの発達が期待されるのだそうです。言葉を覚えたり、ストーリーを理解しようとして思考能力や理解力が高まります。また、絵が動く動画などと違い、想像力が育まれるということは、創造力も身につくでしょう。 たくさんの言葉を覚えることで、自分自身の表現力も豊かになり、相手に伝える能力や相手の言うことを理解する能力が上がれば当然コミュニケーション能力も高まるということになります。 こんなにたくさんの良いことがある「読み聞かせ」。
どんな本を読めばいいの?
年齢に合わせた本の選び方は大事です。年齢が低いうちほど、単純なストーリーで目を引くような絵が書かれているものが良いでしょう。読みながら、「これは何かなあ?」というような問いかけも積極的にしてみましょう。そこから、単語を覚えたりします。
また、同じ本を繰り返し読むことも大切です。大人にしてみれば、同じ本ばかりでは飽きてしまうかもしれませんが、子供にはその繰り返しが大切です。面倒がらずに、何度も読んであげましょう。
図書館から借りるのも一つの方法ですが、気に入った本はできるだけ購入し、常に部屋の目につくところに置いておくと、より本好きな子供に育ちます。
このように、たくさんのメリットがある読み聞かせですが、もう一つ忘れてはいけないのが、情緒の安定です。お母さんやお父さんの声で読んであげることは、子供の精神の安定につながるとも言われているのです。そして、何よりも親子のコミュニケーションとしても最高の一時をくれるはずです。
秋の夜長、ぜひ親子で一緒に本を楽しんでみませんか。
