
東北の夏は過ごしやすいイメージがありますが、宮城県仙台市に暮らす人は、エアコンを使っているのでしょうか?
今回は仙台市民に夏にエアコンを使うかどうか、アンケートを実施しました。アンケートの結果をもとに、仙台市民の夏の過ごし方を紹介します。
仙台市民はどうしてる?夏の暑さ対策アンケート結果を紹介
東北の中心都市、仙台市に暮らす人は、どのような夏の暑さ対策をしているのでしょう?
仙台に住む163人に次のような質問でアンケートを実施しました。
【質問】
夏の暑さ対策はどうしていますか?
【回答】
エアコン(クーラー):118人(72%)
扇風機:37人(23%)
何も使わない:5人(3%)
その他:3人(2%)
【結果】 仙台市民のおよそ7割の人がエアコンを使って夏の暑さ対策をしていることがわかりました。
「その他」と回答した人は、冷風機もしくは部屋の窓を開けて暑さを凌いでいるそうです。冷風機とは、エアコンと同じ原理で涼しい風を届ける機械です。
持ち運びができるサイズなので、家の中の好きな場所で使うことができます。
仙台市の夏って暑いの?涼しいの?8月の平均気温を紹介
3割の人がエアコンを使わずに夏を過ごす仙台市は、どれくらい暑いのでしょうか?
2013年から2017年の8月の平均気温を気象庁のデータをもとに、東京都港区と比較しながら紹介します。
2013年:仙台市22.2度、港区29.2度
2014年:仙台市23.7度、港区27.7度
2015年:仙台市24.8度、港区26.7度
2016年:仙台市23.0度、港区27.1度
2017年:仙台市25.1度、港区26.4度
仙台市の8月の平均気温は、年々高くなっている傾向はありますが、港区と比較すると低いことがわかります。
夏の平均気温が25度以下なので、仙台市民の3割の人がエアコンを使わずに夏を過ごしているのも頷けます。仙台市の夏は比較的過ごしやすいといえるでしょう。
仙台市が市を挙げて推進する暑さ対策について紹介
首都圏と比べると過ごしやすい仙台市の夏ですが、仙台市も市を挙げて暑さ対策を推進しています。
その一つがクールビズです。仙台市では5月1日から9月30日まで、クールビズを実施しています。市役所・区庁舎の職員が軽装化するだけでなく、仙台市民や事業者に向けてもクールビズを働きかけています。
クールビズが浸透することが省エネにつながり、結果として地球にも体にも優しく夏を乗り切ることができるでしょう。
仙台に住む人にアンケートを実施した結果、エアコンを使う人は7割、エアコンを使わずに夏を乗り切る人は3割ということがわかりました。
仙台市の夏は、首都圏と比べると平均気温も低く、比較的過ごしやすいといえるでしょう。
