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column 59.

冬を暖かく過ごすコツ(頭寒足熱の法則で暖房費節約)

2015-12-04

雪の便りが聞こえ、寒さも日に日に厳しくなってくるこの時期。みなさんは今年の寒さ対策はできていますでしょうか。暖房器具を買ったり使ったりするのは良いのですが、電気代など光熱費も気になるところ。それに電気ストーブや石油ファンヒーターは、空気が乾燥しやすく喉を痛める原因になる場合もあります。そこで、今回は安くて簡単にできる寒さ対策を紹介します。

「頭寒足熱」を実践!〜頭寒編〜

人の身体は頭寒足熱(ずかんそくねつ)状態が健康を保てます。頭寒足熱とは読んで字の通り「頭は冷たく、足は暖かく」。冷え性の人の足の指先が冷えているというのは、頭寒足熱とは真逆なわけで、健康によろしくないということ。
頭寒足熱を実行する場合、とりあえず頭寒はカンタンです。もともと室内が寒いのでいわば何もしなくても充分頭寒になります。それでも特に耳が冷たいのは我慢できません!という人は、深めにかぶれるニット帽や耳あてをするという方法もあります。

「頭寒足熱」を実践!〜足熱編〜

次は「足熱」です。といっても足を中心としつつ足だけでなく、体全体の対策をしましょう。寒さ対策でよく言われるのが「三つの首を温める」の言葉です。首・手首・足首の3か所のことを指します。この3か所を温めれば、寒さを感じにくくなるわけです。
まずは「首」を温めましょう。外出時ならマフラーやストールが有効ですが、室内ではほどけてしまったり、裾がじゃまだったりします。そこで活躍するのがネックウォーマーです。きっちり隙間なく首を包んでくれますし、ずれたり、ほどける心配もありません。
手首、足首もしっかりガードします。袖が長め、指先近くまで覆う服を着たり、袖口がすぼんで外気が入って来ない服がオススメです。またリストウォーマー、レッグウォーマーをつけるのも効果的です。  

体以外の対策は「床」と「窓」!

特に気をつけたいのは、窓のガラス面。ガラスは冷気を伝えやすく、面積も広いためこの部分の対策をするのが寒さ対策には有効です。用意するのは、「プチプチ」と呼ばれる梱包用素材と両面テープです。小さな空気を含んだ「プチプチ」を窓のガラス面と同じ大きさになるように切ります。小さい場合は、セロテープでつないで下さい。それをガラス面にぴったりと両面テープで貼付けます。注意するのは、プチプチの面をガラス側に向けて下さい。
ガラス面と室内の間に空気の層を作ることで効果を発揮してくれます。 次に床対策ですが、これはフローリングのお部屋に有効な方法です。用意するのは100円ショップの「アルミシート」です。これをフローリングの部屋のカーペットの下に敷くだけです。
たったこれだけのことで、ずいぶんと温かいので、是非お試し下さい。 ただ、暖房器具に頼るだけでなく、こうした手軽にできる工夫も併用して寒さに負けないように冬を過ごしましょう。