
国税庁民間給与実態統計調査によると、平成29年の日本の平均年収は432万円。
平成29年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁
https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2018/minkan/index.htm
しかし都道府県によって平均年収はそれぞれ異なります。宮城県の人達はだいたいどれくらいの年収なのでしょうか。
今回はその点についてアンケートを実施しました。
その結果と、節約のための家計簿の付け方やメリットについてもご紹介いたします。
宮城県民の世帯年収はどれくらい?
アンケートは以下の質問で行いました。
【質問】
あなたの世帯年収はどのくらいですか。(お答えは1つ)
【回答】
200万円未満・・・30人(15%)
200万円~400万円未満・・・25人(12.5%)
400万円~600万円未満・・・42人(21%)
600万円~800万円未満・・・30人(15%)
800万円~1,000万円未満・・・17人(8.5%)
1,000万円~1,500万円未満・・・18人(9%)
1,500万円~2,000万円未満・・・4人(2%)
2,000万円以上・・・2人(1%)
わからない・・・32人(16%)
【結果】
以上やはり全国平均に相当する400万円から600万円の間が最も割合が多く、それから続いて多かったのが600万から800万、それから200万円未満の人たちが続きました。
宮城の生活を快適にしてくれる家計簿の付け方は?
お給料はなかなか変化しないものですが、日頃家計簿をつけてお金の管理を見直すことで節約できます。
家計簿を付ける重要なポイントは、「あまり細かい項目にしすぎない」こと。
最初は「収入」と「固定支出」と「変動支出」3つの項目だけでも十分。収入とはもちろん給料やボーナスのことで、固定支出とは家賃や電気代など、毎月決まって支払うお金のことです。
変動支出は月によって、支払う金額がかなり変わりやすい、食費、交通費、衣服費などのお金。
この3つで慣れてきたら、少しずつあなたがよく使う項目を分けていくようにすると、無理なくつけられるようになります。
家計簿が宮城の生活を快適にしてくれる理由は?
しかし単にお金の出入りを記入するだけで、どうして節約になるのでしょうか?
家計簿が節約につながる理由は、ただ「今月は5万を使った」などではなく「光熱費に1万、食費に3万、交通費に1万使った」といった形でお金の収支がはっきりと見えるようになるので、全体のバランスを考えられるようになるからです。
それに、人はなんとなくでお金を使ってしまうことが意外と多いもの。
家計簿を習慣にしておけば、常に「本当に必要かな」と意識する癖がついて、衝動買いが減ります。
以上今回は宮城県の年収についてのアンケートと、節約に欠かせない家計簿の付け方についてご説明してまいりました。
たくさん稼いでいるから幸せで、あまり稼いでいないから不幸せというわけでは必ずしもありません。
お金があっても無駄な買い物で罪悪感にさいなまれたり、広報やCMに踊らされてあまり満足がいかないものにお金を回してしまうならば意味がないのです。
むしろ限られた収入の中でも、その収支をしっかりとコントロールし、あなたが本当に必要なもの、本当にほしいものだけにお金を回すように心がけることで、幸福度は上がるはず。
年収そのものよりも、〝コントロール感〟が幸福の鍵です。
ぜひここでご紹介した家計簿の付け方を参考に、楽しく節約生活を送りましょう。