
本格的な冬に向けて、みなさん様々な防寒対策をしていることでしょう。外出する際の服装や暖房器具での寒さ対策は一般的ですね。当国寒い東北では家そのものに防寒のための対策をすることが昔からいろいろ工夫されてきました。 実際に東北に住んでいる方は寒さ対策として家にどんな工夫をしているのでしょうか?アンケートをとってみました。
東北の寒い冬を快適に過ごすために
みなさん、改めて家の中の防災を見直し・強化しているようです。
・2重サッシ。こうすることで、寒風をだいぶん和らげてくれます。
(30代/男性/会社員)
・断熱ガラスフィルムを張っている。窓から伝わる冷気を抑えられ、ついでに結露も軽減できるので。
(30代/男性/自営業)
・窓に断熱シートを貼る事。結露も防げるし、窓から出て行く熱を逃がさないので意外と重宝している。
(30代/女性/会社員)
・全部の部屋へ断熱カーテンをしています。夏は涼しく冬は暖かと、とても重宝してます。
(40代/女性/専業主婦)
・風除室を設けることでだいぶ違うし、窓際にはきちんと防寒用の隙間テープを貼ること。
(20代/男性/無職)
・風除室というのですが、玄関の前にもう一つ小部屋があります。外気が入らないようにするための雪国の知恵です。冬場以外は自転車などを置いています。
(40代/女性/自営業)
・床暖房に、ガラスは、2重ペアガラスにしています。また、ストーブもおいて、熱が循環するように、サーキュレーターも使っています。
(30代/男性/パートアルバイト)
・床暖房にしている。しっかりと暖まり、子供も安心して使えるから。
(20代/女性/会社員)
・壁の断熱材は一般的ですが、天井から熱が逃げてしまいます。それを防ぐために、屋根裏の断熱材を厚くしています。
(50代/男性/無職)
冷気を家の中に入れない工夫がたくさんされているようです。特に窓への対策は様々で、二重サッシはもちろん、三重サッシや分厚いガラス、断熱カーテンなど、東北特有の生活の知恵がいろいろ見られました。窓に貼るタイプの物も充実しているようですね。また、風除室と呼ばれる玄関前の冷気断絶に小部屋を作るのもさすが東北という感じがしますね。床暖房や壁に入れる断熱材なども家を寒さから守る対策として設置されていることがわかりました。
東北の家は寒さ対策が万全なんです!
雪がそんなにたくさん降らない地域であっても、東北の冷気はかなり底冷えがするようなので、まず冷気を家の中に入れない工夫というのがたくさんあるようです。
窓への対策は三重サッシやカーテンへの工夫、窓に貼って冷気や結露の侵入を防ぐという発想や床そのものを暖房仕様にするとか、壁に断熱材を入れるなど東北ならではなのかもしれません。
東北へ行くとみられる風除室という玄関前の小部屋には冷気を入れない工夫がされているとのことで、寒い地域の人はそれに対する備えを万全にしているものだとわかるアンケートでした。

・調査地域:全国
・調査対象:年齢不問・男女
・調査期間:2015年12月10日~2015年12月24日
・有効回答数:100サンプル