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column 787.
家を売るときにどんな費用がかかる?売却時の費用一覧と節約のコツ2022-03-08
家具などの日用品は、リサイクルショップなどに持ち込めばタダで売却できますが、不動産の売却にはお金がかかります。 不動産の売却後、手元に残るのは、売却代金から必要な費用を支払った余りなので、より多くのお金を手元に残せるように、家を売るときの費用を知っておく必要があります。 今回は、家を売るときに必ずかかる費用、状況次第で必要になる費用を紹介するほか、売却手続きの流れや節約のコツについてもお伝えします。 家の売却時に必ずかかる費用の一覧●仲介手数料
不動産業者に家の売却を手伝ってもらうための報酬です。 ●印紙税
法律上、売買契約書を交わすときは、取引額に応じた収入印紙の貼付が必須です。 ●登記の費用
住宅ローン返済中の家を売る場合、ローンの完済と、滞納時に家を差し押さえる権利、抵当権の解除が必要です。 ●住民票等の取得費用
家を売る手続きには、住民票、印鑑証明書、固定資産評価証明書などが必要です。 家の売却時一部の状況でかかる費用●住宅ローンの一括返済手数料家を売ったお金でローンを一括完済する際、多くの銀行では、3万円程度の返済手数料を請求されます。
ただし、具体的な金額や返済手数料の有無は、金融機関によってまちまちです。 ●譲渡所得税
家を売って利益が出た場合、譲渡所得税が課税されます。 ●司法書士報酬
返済中の住宅ローンを家の売却代金で完済する場合、代金の受け取りやローンの完済、抵当権抹消登記などを1日で実施する必要があるため、登記を司法書士へ依頼する場合があります。 ●測量・リフォーム・修繕・解体・ハウスクリーニング等の費用不動産を売るために、土地の測量をしたり、リフォームや修繕工事をしたり、家を解体して更地にしたり、ハウスクリーニングを頼んだりすると、別途工事代金や依頼料がかかります。
各工事やサービスの相場は、以下の通りです。 状況によっては、相場よりも多くのお金がかかることもあるので、事前に見積もりを取り、業者やサービスを比較して、利用するかどうかを考えましょう。 ●耐震診断などの調査費用
築年数の古い住宅は、安全面に不安があるため、耐震診断等の調査をして安全性を証明すると、売りやすくなります。
ただし、多くの自治体で、耐震診断や耐震補強工事の助成が行われています。 ●引っ越し代
元々住んでいた家を売る場合、引っ越し費用が必要です。 家を売る時の流れ家を売るときの流れは、以下の通りです。
・不動産業者に査定を頼む
不動産業者によって査定基準や営業力などに差があるため、より良い結果で売却を成功させたいなら、複数の業者から話を聞いて、契約する業者を決めましょう。 家の売却時にかかる費用を抑える節約のコツ
家の売却時にかかる費用を抑えるコツは、節税の特例を利用すること。
しかし、譲渡所得税に関しては、「マイホームを売ったときに使える3,000万円控除」や、「10年超所有していた家を売る場合譲渡所得税率が大幅に安くなる特例」といった税の優遇措置を使えば、大幅に節税できます。 家を売った後手元に残る金額の計算手順
家を売った後、手元に残る金額は、以下の手順で計算できます。
より多くのお金を残すためのポイントは、不動産を少しでも高く売り、売却時の費用を抑えることです。 まとめ家の売却には、仲介手数料や印紙税、譲渡所得税を始めとしたさまざまな費用がかかります。 しかし、どんな費用がいくらかかるのか知っておけば、必要以上の出費を避けられますし、できるだけ多くのお金を手元に残す売却プランも検討可能です。
信頼できる不動産業者を選ぶ、利用可能な節税の特例を調べておくなど、売却前や売却中売り主にできることは色々あります。 |

