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column 823.
大掃除を効率良く終わらせたい!掃除の順番や場所ごとのコツを紹介2022-12-22
大掃除は、1年の汚れを落とし、気持ち良く新年を迎えるために行う、年末の一大イベントです。 ただし、年末は仕事もプライベートも予定が詰まっていることの多い時期なので、大掃除だけに時間を使えるわけではありません。 そこで今回は、できるだけ短期間で、効率良く大掃除を終わらせるために知っておくと役に立つ、大掃除の進め方や掃除のコツ、大掃除という行事の由来などをご紹介します。 そもそも日本ではなぜ大掃除をするの?●大掃除は一年の汚れを清め新年の神様をお迎えするための神事
大掃除は、一年の汚れを払い清め、歳神様という新年の神様をお迎えするために行う神事です。 ●大掃除は12月28日までに終わらせよう
大掃除は、12月28日までに終わらせましょう。
現代だと、必ずしも風習を完璧に守る必要はありませんが、12月28日までに大掃除を終わらせると、年末最後のゴミ収集に間に合います。 大掃除を短期間で終わらせるためのポイント●ある程度のきれいさで満足する
大掃除を短期間で終わらせる上で、重要なポイントが、ある程度、家をきれいにしたら満足すること。 ●必要な作業を考え先にお掃除グッズを揃えておく
大掃除は、普段掃除をしない場所をきれいにする行事なので、ゴミ袋もお掃除グッズも大量に消費します。 また、準備したお掃除グッズを一箇所にまとめておけば、どこに何があるか探す手間を省けるため、大掃除に取りかかるのも楽になります。 ●捨てるもの・残すもののルールを決めて悩む時間を減らす
大掃除を効率良く進めるためのポイントは、悩む時間を減らすことです。
これら荷物の扱いを素早く決められないと、つい懐かしいアルバムを手に取ってしまったり、思い出話に花が咲いたりして大掃除が中断するため、注意が必要です。 ●大掃除の時間を決め定期的に休憩を挟む
ただでさえ忙しい年末に行う大掃除は、想像以上に体力や精神力を消費します。
時間を区切ることで、延々と同じ場所を掃除してしまうことを避けられますし、最初から休憩時間をスケジュールに入れておけば、集中力も続きます。 ●掃除が大変な箇所はプロの手を借りる
エアコンの内部やレンジフード・換気扇のしつこい油汚れなど、時間がかかりそうな箇所については、プロに任せるのも賢い選択です。 大掃除前に事前にスケジュールを立てよう!●計画を立てることで段取り良く掃除を進められる大掃除をする前に重要なのが、全体のスケジュールを立てること。
・どこを
また、掃除の進捗がわかるため、予定通り進んでいない場所の掃除を手伝うといったサポートも可能です。 ●エリアごとに大掃除を進めるとスケジュールを立てやすい
大掃除は、寝室・リビング・キッチンといったかたちで、エリアごとに作業を分けるとスケジュールの管理がしやすいです。 大掃除はどういう順番で行う?●最優先は不用品の処分
大掃除をする時は、最初に不用品を処分しましょう。 ●水回りから掃除を進める
一般的に、家の中で一番汚れが溜まりやすいのは、水回りです。 ●上から下・奥から手前へ掃除する
掃き掃除や拭き掃除をするときは、上から下へ、奥から手前へ掃除を進めましょう。
下から上へ掃除すると、きれいにした場所に汚れが落ちて再度掃除することになりますし、手前から奥に掃除すると、部屋の奥に汚れが残ってしまいます。 ●漬け置き系の掃除は午前中にまとめて行うと楽
油汚れのひどい換気扇やレンジフード、浴室のカビ取りなど、洗剤や薬剤を漬け置きする必要のある作業は、午前中にまとめて行うことをおすすめします。 大掃除の前に用意しておきたいお掃除グッズ●洗剤・重曹・クエン酸・漂白剤
中性洗剤・重曹・クエン酸・漂白剤は、大掃除の必需品です。
また、スポンジだけでなく、キッチンペーパーとの併用もおすすめです。 ●使い捨てのゴム手袋・軍手
水仕事をすると手が荒れるため、使い捨てのゴム手袋や軍手も用意しておきましょう。
また、軍手に関しては、軍手そのものをお掃除グッズとして使えるのも良いところです。 ●歯ブラシ
窓のサッシや水回りの隙間など、細かいところに溜まった汚れを効率良くかき出せるのが、歯ブラシです。
洗剤をなじませて磨いたり、重曹を付けて軽いサビや焦げ付きを落としたりと、歯ブラシが大掃除で活躍するシーンは多いです。 ●コードレスの掃除機
コードレスの掃除機は、普段より広い範囲を掃除する大掃除において、重要度の高いアイテムです。
ただし、コードレス掃除機の弱点は、充電が必要で、連続稼働時間に制限があることです。 ●メラミンスポンジ
メラミンスポンジとは、メラミン樹脂と呼ばれる素材で作られた、通常のスポンジよりきめの細かいスポンジのことです。 ただ、メラミンスポンジは非常に硬く、コーティングや塗装などを剥がしてしまうので、ワックスをかけたフローリングや、くもり止めコーティングがされている鏡、塗装面などには使わないよう注意しましょう。 場所別でみる大掃除のコツ●リビングと各部屋
リビングや寝室、個室掃除のコツは、最初に埃を取り除くことです。 また、ソファやベッドの下、本棚の裏など、普段放置している場所も、可能であれば家具を動かしてきれいにしましょう。 ●エアコン
冷房や暖房を使っていると、エアコン内部に埃が溜まり、埃に水分が付着するとカビが生えてしまいます。 エアコンの使用中に臭いが気になる場合は、エアコン用のクリーナーを使ったり、エアコンの掃除業者を呼んで、クリーニングしてもらったりするのがおすすめです。 ●キッチン
キッチンの大掃除は、レンジフード・換気扇・コンロ周りから始めましょう。 油汚れは洗剤、シンクや蛇口の水垢は水に溶かしたクエン酸をスプレーしてスポンジ等で落とし、排水溝のぬめりは、重曹をふりかけてブラシでこすり落としましょう。 また、冷蔵庫の中を整理し、古い食品を処分したり、冷蔵庫内を拭き上げたりすることも重要です。 ●トイレ
トイレの大掃除は、漂白剤やトイレ用の洗剤を使います。
また、壁や床に汚れが付着していることも多いので、厚手のシートで壁や床を拭き上げます。 トイレの窓や配管のホコリなど、普段中々掃除できない場所の汚れも、落としましょう。 ●洗面所と洗濯機
洗面所の大掃除では、クエン酸やメラミンスポンジが活躍します。
また、洗濯機も意外と汚れが溜まる家電です。 40℃から50℃程度のお湯に洗濯槽クリーナーや漂白剤を溶かし、漬け置きした後何度か洗濯機を回せば、洗濯槽の掃除も可能です。 ●浴室
浴室の大掃除は、カビとぬめり取りに力を入れましょう。
また、浴室の換気扇も汚れが溜まりやすい場所です。 ●玄関や廊下周り
玄関の大掃除は、玄関ドア・靴箱・たたき部分の順に進めます。 ●ベランダ・バルコニー
外から汚れが入ってくるベランダやバルコニーは、砂やほこり、落ち葉などを掃き掃除で取り切るところから始めましょう。 排水溝のゴミを取ったり、落下防止用の柵を水拭きしたり、窓ガラスやサッシを磨き上げたりすることも重要です。
なお、窓掃除をするときは、洗剤や水で汚れを落とした後、乾拭きしたりスクレーパーをかけたりして、丁寧に水気を切りましょう。 まとめ大掃除は、一年の汚れを払い清め、新年を気持ちよく迎える大切な行事です。 ただ、年末は何かと忙しいので、大掃除をするときは事前にスケジュールを立て、家族内で作業を分担して、少しずつ掃除を進めていきましょう。 また、掃除用品を事前に準備しておいたり、捨てるもの・残すもののルールを決めておいたり、漬け置き系の作業を午前中にまとめたりすると、掃除の効率がアップします。 家中を完璧に磨き上げる必要はないので、普段掃除できない場所を中心に、ある程度、家全体がきれいな状態を目指しましょう。
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