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column 884.
セカンドハウスって何?別荘との違いやメリット・デメリットを解説2024-05-15
近年、自宅とは別に、セカンドハウスを持つという生き方が注目を集めています。
ただし、セカンドハウスを有効活用するためには、別荘との違いや、メリット・デメリットの把握が必要不可欠。 セカンドハウスって何?
セカンドハウスとは、現在、住んでいる自宅とは別の場所に所有する、2番目の住まいです。 引っ越すのではなく、住む場所を増やすことで、元の暮らしとは違うライフスタイルや人間関係を楽しめるのが、セカンドハウスの魅力であり特徴です。 セカンドハウスと別荘の違い
セカンドハウスと別荘の違いは、所有している住宅を日常的に家として使っているかどうか、簡単にいうと月に1回以上寝泊まりしているかどうかで決まります。
有名な観光地にある物件でも、毎週のように足を運び、寝起きしていればセカンドハウスですし、会社近くの物件も、年に数回しか利用しなければ別荘です。 別荘、つまり贅沢品や嗜好品として認定されると、維持費が大幅に高くなるので、「居住用である」「毎月1回以上寝泊まりしている」というセカンドハウスの基準は押さえておきましょう。 セカンドハウスを持つメリット●住みたい場所に住めるセカンドハウスを所有する一番のメリットは、通勤・通学のことを考えず、好きな場所で暮らせることです。
家が1軒しかない場合、会社や学校へ通えるエリアから出られません。 ●資産として子どもに残せる
購入したセカンドハウスは、資産として子どもに残せます。 不動産という財産は、持っていれば活用できますし、不要になれば売却して現金化できるため、子どもに現金以外の財産を引き継がせたい場合、セカンドハウスの購入も検討してみましょう。 ●不動産の維持や取得時にかかる税金が安いマイホームやセカンドハウスなど、居住目的で所有している住宅は、固定資産税・都市計画税・不動産取得税が安くなります。
減税の内容は、以下の通りです。
税制の優遇は、居住用とみなされない別荘だと適用されません。 セカンドハウスを手に入れるデメリット●税の優遇を受けるために毎月1回以上利用する必要がある
セカンドハウスを所有する場合、最低でも月に一度はセカンドハウスを訪れ、寝泊まりする必要があります。 ●維持費や掃除の手間が倍になる
自宅以外にセカンドハウスを持つデメリットが、家を維持する費用や掃除の手間が倍になってしまうことです。 セカンドハウスを借りるor買うどちらがおすすめ?
セカンドハウスを試しに所有してみたい、住みたい場所がまだ決まっていない場合は、物件を借りましょう。 セカンドハウスの購入時に住宅ローンは使えるの?住宅ローンは、生活の拠点となるマイホームを買う時にだけ使えるローンなので、セカンドハウスの購入時は利用できません。
しかし、各金融機関から、セカンドハウス用のローンが提供されています。 セカンドハウスを購入する際のポイント
セカンドハウスを購入する際のポイントは、綿密な資金計画を立てることです。
金銭的な余裕がないと、セカンドハウスを持っていても二拠点生活を楽しめません。 セカンドハウスはどんな方におすすめなの?
セカンドハウスの所有をおすすめできるのは、以下のような方です。
セカンドハウスは、会社の近くに家を持つことで効率化を進めたい方、通勤しなくても良い日は好きな場所で暮らしたい方に向いています。 まとめ
セカンドハウスは、別荘とは違って、月に1回以上利用する2番目の住まいです。
しかし、家を2軒所有するのは、想像以上に大変です。 まずは賃貸でセカンドハウスを試してみて、長く住みたい場所が見つかり、セカンドハウスのある生活が自分達に向いていると感じたら、購入の準備を進めましょう。 |

