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column 894.
戸建ては町内会・自治会の加入が必須?入らない場合の良し悪しを解説2024-07-16
戸建て住宅を購入すると、町内会や自治会への加入を求められます。 そこで今回の記事では、戸建ての購入を検討している方に向けて、自治会・町内会の役割や加入義務の有無、入らなかった場合のメリット・デメリットなどをお伝えします。 自治会・町内会って、そもそも何なの?自治会・町内会とは、地域住民が自発的に組織する自治団体です。
同じ地域で暮らす住民として、以下のような活動を行っています。 日常に必要な細かな業務を自治体が行うのは困難なので、一部の作業が自治会や町内会に任されています。 マンションの管理組合との違い
自治会や町内会とマンション管理組合の違いは、法律に基づいた組織かどうかです。
しかし、分譲マンションは、区分所有法という法律で、管理組合の設立が義務付けられています。
また、マンションの管理組合は、住民から管理費や修繕積立金を集め、共用部分の維持やメンテナンスを行うこと、つまり建物の物理的な管理を主な目的としています。 自治会・町内会の加入義務はあるの?
自治会や町内会は任意の団体なので、加入義務はありません。
ただし、地域コミュニティーの結束が強いエリア、自治会・町内会の活動が活発なエリアは、自治体・町内会に加入するメリットも大きいです。 自治会・町内会に加入しないことで生じるリスクとは
自治会や町内会に加入しないことで生じるリスクは、以下の通りです。 地域のゴミ捨て場は、自治会や町内会が管理しているため、利用を断られる可能性があります。 戸建ての購入後自治会・町内会に入らないメリット●面倒な人間関係を考える必要がない
戸建てを購入し、自治会や町内会に加入しないメリットは、近隣住民との人付き合いを回避できることです。 ●自治会費・町内会費を払わなくて良い
自治会や町内会に加入しない場合、自治会費・町内会費を支払う必要がありません。 ●役員として仕事をしなくて良い
自治会・町内会の役員に推薦されたり、任命されたりしない点も、自治会や町内会に加入しないメリットです。 戸建ての購入後自治会・町内会に入らないデメリット●同じ町内の方々と仲良くする機会が減る
自治会や町内会に入らないデメリットは、同じ町内の方々と仲良くする機会が減ること。
また、自治会・町内会未加入だと、お祭りや老人会といった地域行事に参加できません。 ●ゴミ捨て場の利用を断られる可能性がある
生活に直結する最も大きな未加入のデメリットが、ゴミ捨て場の利用拒否です。 ゴミ収集車に直接ゴミを手渡す、知り合いにゴミの処理を頼む、店舗兼住宅を建てて事業用のゴミとして回収してもらうなど、対処法はありますが、日常的にゴミを出せなくなるデメリットは非常に大きいでしょう。 ただし、自治会・町内会と話し合い、維持費を支払うからゴミ捨て場を使わせて欲しいと交渉する手もあります。 自治会・町内会への加入をおすすめするケース●地域のゴミ捨て場を使いたい
地域のゴミ捨て場を利用したい場合、自治会や町内会費に加入した方が良いでしょう。 ●自治会・町内会主催のイベントに参加したい
子ども同士の交流の場を増やしたい場合、自治会・町内会に加入し、地域イベントに参加するのがおすすめです。 ●万が一の際に助け合える関係性を築いておきたい災害や防犯など、個人の力だけでは対応できない事態が起きた時、救助活動や避難の支援ができると、助かる可能性が高まります。
・災害時に助け合いたい まとめ
戸建てを買った後、自治会や町内会へ加入するかどうかは任意です。 自治会・町内会に加入すると、会費もかかりますし役員の仕事などを割り振られますが、何かあったときに助け合えたり、ゴミ捨て場をスムーズに利用できたり、子どもも楽しめるイベントに参加できたり、加入するメリットも少なくありません。 団体によって活動内容や会費もさまざまなので、戸建てを購入する際は、土地の価格や立地だけでなく、自治会・町内会の評判なども調べましょう。
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