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column 310.
1階マンションの売り込み方!不利な物件の売却ポイントを紹介2019-08-06
同じマンションでも、1階の部屋と最上階では価格が違います。一般的には、より高階層にある部屋のほうが人気なので、高額売却しやすいです。ただ、1階マンションも売り方次第。宣伝方法やアピールポイントを見つけて、高額売却を狙いましょう。 今回は、1階マンションが売却において不利だとされる理由と、高額売却をする際に役立つ1階マンションの売り込みポイントをご紹介します。 1階マンションは売るのが難しいまずは、どうして1階マンションは不動産売却において不利なのか、その理由を見ていきましょう。 ●防犯面に不安があるマンションの1階部分は、外から侵入しやすいです。 とはいえ、マンションでも3~4階程度の高さなら、空き巣は楽々と侵入してきます。 ただし、1階マンションでも、防犯用や半透明の目隠しシールを貼って毎日戸締まりをすれば、空き巣等のリスクに十分対処できるでしょう。 (※1)警視庁:平成30年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況 ●台風・大雨・地震等が起きた時水害に巻き込まれやすいゲリラ豪雨や台風による大雨、地震後にやってくる津波等が発生した際、1階マンションは床上浸水の被害に遭遇しやすいです。 とはいえ、付近に大きな河川や海がなく、海抜より高い場所にあるマンションなら、そう簡単に水害に巻き込まれることはありません。 物件によっては、水害に対する弱さが問題にならないため、ハザードマップ等を確認して災害に対する強さを確認しておきましょう。 ●騒音・排気ガスの問題が窓から入りやすい
1階マンションは、窓を開けていると、外を走る車の騒音や排気ガスが入ってきやすいです。 ただ、国道はあってもトラックの経路になっていない、日中は仕事などで家にいないなら、目の前に交通量の多い道路があっても気にならないでしょう。 1階マンションも売り方次第!高額売却を狙える売り込みのポイント続いて、1階マンションのデメリットを打ち消して高額売却を狙える、1階マンションならではの強みをお伝えします。 ●ベランダの安全性が高く子育てしやすい
1階マンションは、ベランダも地面のすぐ近くにあるため、子どもがベランダから落ちたとしても大きな怪我をする可能性が低いです。 子育てのしやすさや万が一のリスクを考えれば、1階マンションの安全性は子育て世帯にとって大きな強みです。 ●子どもが走り回っても騒音トラブルにならない
1階マンションの大きな強みが「どれだけ子どもやペットが暴れまわっても、階下に足音が響かない」ということ。 子育て世帯だとあえて1階マンションを選ぶ人もいるので、騒音の出しづらさをアピールして高額売却を狙いましょう。 ●地震・火災発生時に窓から逃げられる
1階マンションは、緊急時に玄関だけでなく窓からも脱出できます。 高階層すぎると、火災等の発生時、はしご車を使っても窓からの救助も難しくなります。 ●買い出しや大きな荷物の出し入れが楽
1階マンションは、お米や水等の重たい荷物を出し入れするのが楽です。 冷蔵庫や洗濯機等の買い換えをする場合、高階層だと階段上げの費用がかなりかかってしまうため、長期的に考えると1階マンションの方が暮らしやすいでしょう。 ●エレベーターを待つ時間を考えなくて良い
当たり前のことですが、1階マンションでは、エレベーターを待つ必要がありません。 時間を無駄にする心配がないため、時間を効率良く使いたい人に対して、1階マンションの効率をアピールできます。 まとめ
一般的に、1階マンションは高階層のマンションより人気がありません。 1階マンションならではのメリットを知って、1階マンションを高く買ってくれる人に売り込みましょう。
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