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column 310.
意外と聞けない!?不動産売却のよくある疑問とその答え~その1~2019-10-04
不動産売却は、多額の現金と大切な資産を交換する手続きです。 動かす金額が多いだけに、「ある程度、不動産売却の基礎を学んで、疑問点を潰してから業者に相談したい」と考える人も少なくありません。 そこで今回は、不動産会社との相談だとなかなか聞けない、不動産売却のよくある疑問とその答えを、前後編に分けてご紹介します。不動産売却の基本的な疑問を解消したい場合は、ぜひ参考にしてください。 不動産売却の良くある疑問とその答え●不動産を売るべきかどうかはどうやって判断するの?基本的に、住まない家は売却するのが一番です。 賃貸不動産として利益を出せる不動産は、駅前にあるマンションや人気の宅地などの一部に限られます。 住まない家を持っていても、毎年の固定資産税で維持費を取られるだけなので、利用する予定のない不動産は売却して現金化してしまいましょう。 ●不動産を売らずに持っておいた方が良い場合もある?建物は築年数が長くなればなるほど資産価値が落ちていくので、不動産は売りどきを待たずにすぐ売り出すことをおすすめします。 ただ、「家族を連れた海外出張で、1年後には戻ってくる」など、短期間で再び住まいを利用する予定がある場合は、売らずに持っておいた方が良いでしょう。 ●不動産売却はどれくらいの時間がかかるの?不動産売却にかかる時間は、3ヵ月~1年程度です。 ただし、物件によって、またタイミングや運によっては1ヵ月で買い主が決まることもあります。目安として、最低でも半年を見ておくと良いでしょう。 正直なところ、不動産の短期売却は運の要素が強いものです。一方で、不動産会社の対応が悪かったり、適切に物件の魅力を広告できていなかったりすると、好条件の不動産でもうまく売却できません。不動産売却の失敗を防ぐためには、不動産会社に仲介を頼むのがおすすめです。 ●一度に複数の業者へ見積もりをお願いしても大丈夫?一度に複数の業者へ見積もりを頼む「相見積もり」を取ることをおすすめします。 一社だけに見積もりを依頼した場合、出してもらった査定額が適正な金額なのか、それとも相場より高すぎたり、安すぎたりするのか判断できません。しかし、相見積もりをして複数の査定を同時に比べれば、査定の平均額から大きく外れた見積もりを出している会社を簡単に見分けられます。 相場から外れた査定をしている不動産業者は、問題のあるケースも少なくありません。 自身の不動産を適正価格で売るためにも、相見積もりを活用しましょう。 ●不動産の売却価格はどうやって決めれば良いの?不動産の売却価格は、地域の相場に合わせるのが基本です。 地域によって、「この広さで築年数が○年の物件なら、○万円前後で取引されている」という相場があります。 相場を無視した値付けをしても、買い主の予算に合わなければ取引はうまくいかないので、値付けは相場に合わせましょう。 なお、地域で長く営業している不動産業者なら、過去実際に取引された物件のデータも把握しています。大手に比べて、より地域事情やニーズを考慮した販売戦略を立てられるので、地域密着型の業者に相談するのもおすすめです。 ●不動産の一括査定サイトは使うべき?不動産の一括査定サイトは、地域相場を大まかに掴みたい場合に利用しましょう。 一括査定サイトの査定額は、間取りや築年数、エリアといった情報から割り出した簡易的なものです。 現地を訪問して建物の現状をチェックしているわけではないため、訪問調査ありの詳しい査定とは、多くの場合、金額が違います。 一括査定サイトから大まかな相場を掴み、気になった不動産業者へさらに訪問査定の相見積もりを頼むのが、おすすめの使い方です。 ●媒介契約って何?どんな違いがある?媒介契約とは、不動産会社と交わす契約の種類のことです。
の3種類があります。 一般、専任、専属専任の順に縛りが厳しくなっていく分、不動産業者側のサポートも手厚いです。どの媒介契約にすべきか迷ったときは、専任媒介契約を選ぶと良いでしょう。 まとめ不動産業界には、知識のない一般人を狙う悪徳業者も存在します。 悪徳業者の魔の手から自分と大切な不動産を守るコツは、不動産売却に関する最低限の知識を身に着けることです。 ただ、見積もりや相談の際、不動産会社の営業マンを質問責めにできる人ばかりではありません。 用語や契約、手続きの流れを理解していると、売却の相談をスムーズに進められます。 実際には、高額売却を狙ったり、短期売却を成功させたり、節税したりする工夫が数え切れないほどあるので、この記事を見てもわからないことがあれば、ぜひ一度、当店へご相談ください。
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