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column 366.
どうして売れないの?売れ残りやすい不動産の特徴や共通点とは2020-04-03
不動産が思った条件で売れないときに重要なのが、「なぜ売れないのか」を分析することです。
ただし、多くの売り主は不動産売却の素人です。 そこで今回は、売れ残りやすい不動産の特徴や共通点を解説します。 なかなか売れない不動産の特徴●なかなか売れない不動産の特徴:築年数が古い
なかなか売れない不動産の特徴として、良くあるケースが「単純に古い」物件。 築年数の古い物件は、その分、内装をきれいにしたり、内覧対応を充実させたりして、付加価値を高めてから売りましょう。 ●なかなか売れない不動産の特徴:駅から遠い「駅から遠い」ことも、売るのが難しい不動産の特徴です。
特に、利便性を重視されがちなマンション物件は、駅から離れていると途端に購入希望者が減ってしまいます。 なお、一戸建ては元々駅から離れた住宅街に建てられることが多いので、駅との距離よりも周辺施設の利便性が重要になってきます。 ●なかなか売れない不動産の特徴:土地・建物が大きすぎるまたは小さすぎる中古の不動産市場で最も活発に売買されているのは、一般的な広さ・大きさの物件です。
広い土地や大きな土地は、地価の安い都市部でも中々買い主が見つかりません。 同様に、小さすぎる物件も、住みづらいと感じる人が多いので、あまり好まれません。 広い土地や大きな建物を売るときは、土地を分割したり、不動産の買取業者に買い取ってもらったりすると良いでしょう。 逆に、狭い土地なら隣地を買い上げて広くしてから売る、狭小住宅なら住民だけが分かる物件の魅力を伝えるといった戦略を取るのがおすすめです。 ●なかなか売れない不動産の特徴:増改築や法改正の影響で建築基準法に違反している
等の物件は、建て替えたりリフォームやリノベーションをしたりするときに、法律上問題がないように手を加える必要があります。 対策としては、訳あり物件として値引きして売ったり、更地にして問題を解決してから売ったりすると良いでしょう。 ●なかなか売れない不動産の特徴:ご近所トラブルがあったり事故物件だったりする
など、一般的に住みづらい条件を持った物件は、売却の難易度も高めです。
同程度の価格で同じような間取りの物件があると、どうしてもライバル物件の方に申し込みが流れてしまいます。 条件が良くてもなかなか売れない物件の共通点●条件が良くてもなかなか売れない物件の共通点:荷物が多く散らかって見える整理整頓されていても、荷物が多いと散らかっているように見えてしまいます。 価格や間取りといった書類上の条件に満足していても、内覧時の印象が悪ければ、売買契約の成立まで話は進みません。 レンタル倉庫を借りて荷物を運び出したり、ホームステージングを利用したりして、雑然とした印象を打ち消しましょう。 ●条件が良くてもなかなか売れない物件の共通点:水回りの汚れが目立つ中古住宅の内覧で、最も厳しくチェックされるのがキッチン・浴室・トイレの水回りです。 水回りの劣化や汚れは目立つので、自分で掃除をしても汚れが気になる場合は、プロの業者に掃除してもらいましょう。 ●条件が良くてもなかなか売れない物件の共通点:適切なメンテナンスや補修がされていない目立つ傷や雨漏り、機器の故障といった住宅の問題は、住まいの寿命を縮めます。 定期的にお手入れされていないと、売り主や物件に対する印象が悪くなってしまうので、最低限壊れている場所、問題のある場所はお金をかけて直しましょう。 まとめ多くの場合、人気の物件や売れやすい物件は、特に戦略を立てなくても買い主が見つかります。
しかし、売れ残りやすい物件を売るためには、売れない原因の解明と適切な対処が必要不可欠です。
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