|
<< 2025年11月 >>
月間アーカイブ
|
column 392.
業者に任せて売ってもらおう!不動産を買取業者に引き渡すメリット2020-08-21
多くの人にとって、「不動産売却」という手続きは、仲介業者を通じて中古不動産市場で売るというイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、不要になった不動産の処分方法は、仲介による一般市場での売却だけではありません。 そこで今回は、不動産の買取業者を利用すべき状況や、買取業者を利用するメリット・デメリットについて解説します。 高額売却できる中古不動産はごく一部●大半の不動産は高額売却・短期売却を狙うのが難しい
残念なことに、市場に出回るほとんどの不動産は、高額売却や短期売却を狙えません。
それにも関わらず、不動産売却の手間は、優良物件もそれ以外の物件もさほど違いがありません。 ●売却しづらい物件は積極的に買取業者に任せよう
「駅から離れていて利便性が低い」
といった条件に当てはまる不動産は、買取業者に売りましょう。
土地活用や土地開発のノウハウを持った不動産業者なら、売主から買い取った土地に家を建てて売ったり、土地の形を整理して企業等に売却したりするといった手段も取れます。 不動産を買取業者に引き渡すメリット●短期間で売却できる
不動産の買取業者を利用する最大のメリットは売却期間の短さです。 しかし、条件の良い買主が見つかるかどうかは運による部分も大きいですし、市場で人気のない不動産だと1年以上売れ残ってしまうこともあるため、なかなかスケジュールを立てられません。 しかし、買取の場合、相談している不動産会社との間で条件に合意できれば、最短数日で売却代金を受け取れます。 ●不動産売却に向けた各種準備や内覧対応等が不要仲介による不動産売却では、物件を商品として売り出した後、問い合わせや内覧の申し込みに対応するのが通常の流れです。 ただ、買取は不動産業者と1対1でのやり取りなので、複数名の問い合わせや内覧に対応する必要がありません。 「不動産を売りたいが、できるだけ手間はかけたくない」という人にも向いています。 ●一般売却と違って仲介手数料がかからない
不動産市場で物件を売る場合、仲介業者に対する「仲介手数料」が必要です。 ●友人・知人・近隣住民に知られることなく不動産を売却できる
不動産業者に直接物件を買い取ってもらう不動産買取では、広告を出しません。 不動産を買取業者に引き渡すデメリット●売却価格が相場よりも安い
買取だと、仲介による売却よりも取引価格が2~3割程度、安くなります。 ●買取に対応している業者を見つける必要がある
一口に不動産業者といっても、すべての業者が同じ業務に対応しているわけではありません。 まとめ
不動産売却の準備に時間をかける余裕がなかったり、一般的には人気のない不動産を売る予定だったりする場合は、買取サービスを利用しましょう。
ただ、一方で仲介に比べて売却価格が安くなったり、買取に対応している業者を探したりする必要もあります。
|