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column 393.
現地にいなくても内覧できる!オンライン内見のメリットと注意点2020-08-21
コロナウイルスの蔓延によって外出の機会が減った結果、にわかに注目を集めているのが、自宅にいながら気になる物件をチェックできるオンライン内見です。
ただし、残念なことに、オンライン内見を導入している不動産業者の数は限られます。 この記事では、不動産売却におけるオンライン内見のメリットと、注意点を解説します。 オンライン内見のメリット●遠方にいて内見が難しいターゲットにも物件を売り込める
オンライン内見の強みは、「全国規模で不動産を売り込める」という点です。 当然のことながら、100人の中から条件の合う買主を見つけるよりも、1,000人の中から条件の合う買主を見つける方がはるかに簡単です。 不動産売却の可能性を広げるという意味では、従来の内見よりもオンライン内見の方が優れているといえるでしょう。 ●感染症などの感染リスクを避けられる不動産の内見は、
・不動産業者と待ち合わせて業者の車で物件へ移動する という流れで進めるのが一般的です。
進行上、どうしても不動産業者の担当者と接近する機会が増えるため、感染症リスクを考えると安易に内見しづらいという問題がありました。 ●時間さえ合えば好きな時間に内見可能
不動産業者の営業時間にもよりますが、オンライン内見なら24時間いつでも内見可能です。 時間の縛りがなくなることで、これまで仕事や家事で忙しく、内見する余裕がなかった人にも物件を売り込みやすくなるのは、売主側にとって大きなメリットといって良いでしょう。 また、待ち合わせ等の必要がないことから、気軽に「平日と週末」や「朝と夜」といった時間帯別の内覧に対応できるというメリットもあります。 ●不動産オーナーの立ち会いが不要
一般的な内見では、不動産オーナーの立ち会いが必要です。
なお、ビデオ通話などを使えば、リアルタイムで質問に答えたり、交渉をしたりするといった対応も可能です。 オンライン内見の注意点●室内の明るさやインテリアで内見の印象が大きく変わる
オンライン内見は、スマートフォンやカメラのレンズ越しに内装を見せることになるため、裸眼とは印象が変わりやすいです。 ●物件の内装だけでなく外観や周辺環境の紹介も必要
オンライン内見をする場合は、部屋の中だけでなく外観や建物の周囲も見せましょう。 ●不動産業者によってはオンライン内見に対応していないオンライン内見最大の問題点は、「不動産業者によって対応しているかどうかが異なる」ことです。
ただし、ある程度新しいスマートフォンとインターネット回線さえあれば、簡易的なオンライン内見はすぐに始められます。 ●寸法や部屋のサイズ感が伝わりづらい
画面越しの見学となるため、オンライン内見では細かいサイズ感や寸法がわかりません。 まとめ
オンライン内見は、コロナウイルスの影響下でも安全・安心に内見してもらえる便利な手段です。
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