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column 395.
賃貸不動産運用の新たな集客スタイル!セルフ内見とは2020-08-21
不動産を売却したくなかったり、立地の良い物件を持っていたりするなら、あえて売らずに賃貸として活用するのもおすすめです。 ただし、よほど立地の良い物件でもない限り、宣伝広告なしで部屋を埋め続けるのは難しいので、不動産を賃貸に出すなら「空き室リスク」に備える必要があります。 今回は、賃貸不動産活用における新しい集客スタイル、セルフ内見について解説していきます。 条件の良い不動産は売却せずに賃貸物件として運用しよう●住まない不動産を他人に貸し出すと家賃収入が手に入る
住まなくなった不動産は、所有しているだけだと維持費がかかる負の資産です。 ●賃貸に出した方がお得な物件の具体例なお、すべての不動産が、売り払うよりも賃貸に出した方がお得というわけではありません。
・近隣の大きな駅まで徒歩で行き来できる など、賃貸に向いている物件はごく一部です。 ただ、賃貸不動産として物件を持っておけば、将来的に元の住まいへ戻ってくるといった選択肢も取れるようになります。 ●賃貸不動産運用の問題点は空き室リスク
手持ちの不動産を賃貸に出す場合、気をつけて欲しいのが空き室リスクです。 ただし、人口の減少によって家が余りつつある現代日本では、入居者の確保も簡単ではありません。 そこでおすすめしたいのが、今回ご紹介するセルフ内見というアイデアです。 新たな集客スタイルとしておすすめしたい「セルフ内見」とは●借主の好きなタイミングで内覧してもらうサービスのこと
セルフ内見とは、「この物件が気になる」と思った人に鍵などを渡し、好きなタイミングで内覧してもらうサービスのことです。 しかし、セルフ内見なら、
・不動産業者の営業時間しか内覧できない といった問題点を解消できます。 ●セルフ内見のメリットセルフ内見のメリットは、
・案内不要なので一日に複数人の内見にも対応できる ことです。 ●セルフ内見のデメリット一方、セルフ内見には、
・不動産業者によってはそもそもセルフ内見に対応していない といったデメリットもあります。 ●セルフ内見を成功させるために必要なものセルフ内見を成功させるためには、
・スマートロック(ネット経由でパスワードを配布し、パスワードで解錠できる鍵) が必要です。 スマートロックがあれば、鍵の施錠忘れや不法侵入といったトラブルを予防できますし、事前に質問の回答を用意していれば、内覧中の疑問や不安を解消できます。 また、セルフ内見自体は、まだまだ一般的なサービスとはいえないため、物件オーナーと不動産業者で協力し、「セルフ内見ができる」というオプションを積極的に宣伝することも大切です。 まとめ
条件によっては、不動産を売るよりも賃貸に出した方がお得な場合もあります。
セキュリティーの関係上、スマートロック等の設置は必要ですが、セルフ内見を使えば、従来の内覧で対応できなかった人にも物件をアピールできるようになります。
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