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				ホームステージングは本当に必要?費用対効果とメリットとは2021-04-08
 不動産売却の世界で近年注目を集めているのが、事前に内装や家具を整えた上で内覧を迎える「ホームステージング」です。 ただ、ホームステージングの利用料もタダではありません。たとえ流行っていたとしても、効果があるのかわからなければ、わざわざホームステージングにお金をかける意義を見いだせないと考えるのも当然の話でしょう。 そこで今回は、不動産売却におけるホームステージングの費用対効果やメリット、できるだけお金をかけずにホームステージングに近い効果を得るコツなどについて解説します。 不動産売却で注目されつつあるホームステージングとは●買い主に物件を素敵だと思わせるための空間演出術
		ホームステージングとは、不動産の各部屋をモデルルームのように飾り付けることです。 
		そこで生み出されたのが、少しでも内装の印象を良くするためのホームステージングです。 ●専門業者を利用すれば居住中の物件でも利用できる
		なお、ホームステージングは、売却予定の家に住んでいる場合でも利用できます。 不動産売却におけるホームステージングのメリット
		不動産売却において、お金をかけてまでホームステージングをするメリットは、写真や内覧の印象が良くなることです。 
		国土が狭く、比較的似通った間取りやデザインの住宅が多い日本では、同じような価格・条件のライバル物件が売り出されていることも少なくありません。 ホームステージングに十分な費用対効果を期待できるのか●一般的なホームステージング費用の相場は15~30万円ホームステージングの部屋数や期間次第ですが、ホームステージングの費用相場はおおよそ15~30万円ほど。つまり、ホームステージングによって売却価格が30万円高くなれば、十分に元を取れる計算となります。 もちろん、「ホームステージングをしたから高く売れたのか」を正確に判別するのは困難です。もしかしたら、ホームステージングなしでも同額で売れた可能性は十分あるでしょう。 しかし、ホームステージングをすることによって、問い合わせや内覧の申し込みが増え、結果的に良い条件で売れる確率を少しでも高められるなら、十分お金を出す価値はあるといえます。 ●売却期間を短縮するというメリットも無視できない
		ホームステージングの費用対効果を考える上で、見落としやすいのが売却期間の短縮です。 お金をかけずに物件の印象を底上げする方法ホームステージングは、ライバル物件との差別化や買い主に対する印象の底上げにつながる販売戦略です。 ただ、物件によっては費用対効果が良くない場合もあります。そんなときにおすすめなのが、あまりお金をかけずにできる掃除と整理整頓です。室内の荷物を減らすだけでも内覧時の印象は良くなるので、無理のない範囲でできることに取り組みましょう。 まとめライバル物件との差別化を図れるホームステージングは、売却額を30万円ほどアップできれば十分に元を取れる手続きです。 また、金銭的なメリットがなくても、買い主に好印象を与えるため、売却期間を短縮しやすくなるというメリットがあります。 ホームステージングが一般化し、差別化が難しくなると効果も薄れてしまうため、少しでも不動産を良い条件で手放したいなら、利用者が少ない内にホームステージングの利用を検討してみましょう。 
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