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column 785.
築古物件は市場で不人気!?古い住まいの売り方と売却時の注意点2024-11-19
築年数の古い物件、古屋や築古物件と呼ばれる住宅は、一般的な中古住宅に比べて劣化が進んでいる分、売却難易度が高いです。
ただし、多くの場合、適切な売り方をすれば、条件の良くない物件も売却できます。 今回は、不動産市場における築古物件の立ち位置や、築古物件の売却方法、築古物件を売るときの注意点をご紹介します。 不動産市場における築古物件の需要●築古物件は人気がない
築古物件は、他の物件に比べて劣化が進んでいたり、間取りや設備が古かったり、現行基準の住宅よりも断熱性や耐震性に難があったりするため、一般的には人気がありません。 価格が安くても、買った後にお金がかかる可能性があり、安全面でも不安が残るため、築古物件を売るなら綿密な売却プランが必要になります。 ●中古住宅市場で人気なのは築何年の物件?
中古住宅市場で人気があるのは、築10年から20年前後の物件です。
つまり、築古物件は、築10~20年前後と同じように売却活動をしても、なかなか売れません。 築古物件の売却方法●リフォームやリノベーションを検討する築古物件の弱点は、見た目が老朽化しており、性能面でも現代住宅より使いづらい部分があることです。
しかし、柱などの基礎に問題がなければ、内装や住宅設備はリフォーム・リノベーションをすることできれいにできます。 ただ、工事費用を全額売却価格に上乗せし、回収できるとは限らないため、必要最低限のリフォームを見極める必要があります。 ●「現状渡し」で売却する
ある程度、立地が良く、そのまま売り出しても売れる可能性がある場合、現状渡しで売却するのも有用です。 ●専門業者に買取依頼を出す
郊外など、不動産需要が限られており、築古物件の買い手が見つからない地域や、築古物件の売却を急いでいる場合は、不動産の買取業者に直接引き取ってもらう方法がおすすめです。 築古物件の売却時に注意したいポイント●住宅の耐震性や修繕履歴を明記する
築古物件は、その古さや劣化具合に対する心配から、買い主に避けられがちです。 ●時間をかけて売却する
築古物件は、ニーズの多い不動産ではありません。 ●購入希望者が現れたら売る
築古物件は、購入希望者がなかなか出てこない不動産です。 まとめ築古物件は、市場でのニーズが少ないため、築10~20年前後の物件に比べて売却に時間するのが大変です。
ただし、地域の需要に合わせて最低限のリフォームを施したり、築古物件を欲しがる層に向けた広告を出したり、買取業者を利用したりすれば、適切な条件で売却できます。 不動産業者に査定を頼み、売却の方針について相談して、慎重に売却手続きを進めましょう。 |