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					column 789.
					
					 
				売り主は何を準備すれば良い?決済日当日の流れと必要なもの2024-11-19
 不動産売却の決済日は、買い主から不動産の代金を受け取り、不動産の所有権や物件の鍵を買い主へ引き渡す、非常に重要なイベントです。 ただし、決済日当日を無事に終わらせるためには、いくつかの書類を用意しておいたり、決済日に行う各種手続きの段取りを把握しておいたりする必要があります。 
		売り主の不手際で手続きが滞ると、関係者全員に迷惑をかけてしまいます。 決済日当日の流れ不動産売却の決済日当日は、以下のような流れで手続きを進めていきます。 
 
		売却代金の支払いは、口座振込または現金払いで行うのが一般的です。 不動産売却の決済日に必要なもの不動産売却の決済日に、売り主が持参するものは以下の通りです。 
 ほとんどの必要書類は、売却手続き中に用意しているものなので、手元にある書類を忘れずに持参すれば問題ありません。 
		ただし、印鑑証明書に関しては、発行後3ヵ月で無効になってしまいます。 決済日に行う手続きと当日に必要なお金●住宅ローンの完済・抵当権抹消登記
		決済日までに売り主のローンを完済できない場合、不動産の売却代金や自己資金を使って、決済日当日にローンを完済する必要があります。 ●税金や管理費の精算
		決済日には、固定資産税や都市計画税、マンションの管理費・修繕積立金といった、売り主が前納している税金・費用の精算が必要です。 ただし、買い主との関係性や、手続きの手間を考慮して、比較的少額な1ヵ月単位の管理費・修繕積立金に関しては、あえて精算しない場合もあります。 ●仲介手数料・司法書士報酬の支払い
		決済日当日、最後に行うのが、仲介手数料と司法書士報酬の支払いです。 決済日に向けてやっておくべき売り主の事前準備
		不動産の売り主は、決済日までに金融機関へ連絡しておきましょう。 まとめ不動産売却における決済日当日の流れは、本人確認をしたり、決まった書類にサインや捺印をしたりする程度です。 ただし、売り主から買い主へ渡す書類に不備があったり、抵当権抹消登記に必要な書類を即時発行してもらえるよう、事前に金融機関と連携したりしていないと、手続きが止まってしまいます。 
		代金の受け取り・入金の確認・抵当権の解除・所有権の変更といったお金や権利関係のやり取りは、トラブルになりやすいため、1日で終わらせることが重要です。  |