
毎日のように開けたり閉めたりする窓やドア。もちろん耐久性に問題はないのですが住宅内のチリやほこりといったものが溜まると故障の原因になります。
使用頻度も高いので、故障する前のメンテナンスも考えておきましょう。
玄関扉のドアクローザー
玄関の扉が閉まる速度を気にしたことはありますか?勢いよく閉まっても怖いですし、ゆっくり過ぎても思わず引っ張って閉めたり、押してみたりしてしまうこともあります。
小さな子供がいる家庭と高齢者の家庭では、生活パターンも違います。家族のペースによって玄関扉の閉まる速度を調整するのも住みやすさにつながますね。ドアクローザーのねじをドライバーで軽く回すと早めたり遅くしてみたり調節が可能です。ドアの閉まる速度が遅い時に力ずくでドアを閉めようとすると、このドアクローザー部分に負担がかかるので故障の原因になることもありますので注意しましょう。
障子紙は、破けないものを
和室の柱が付いていたり長押のある純和風の和室の窓には障子が付いていることが多いですね。障子のメンテナンスは障子紙だけでなく、あの白木の淵にも必要です。手が触る箇所はどうしても黄ばんできます。そういった場合は固く絞った雑巾で拭き取ってみてください。できれば洗剤等は使用しないことをお勧めします。白木は繊細なので爪で押すと後が付いてしまうほど衝撃には弱いので、はたきかけをして埃を落とし下に落ちた埃を掃除機で吸い取ります。 さらに、障子紙は破れないワーロン紙がいいでしょう。通常の和紙に比べて強度が高いので破れにくく安心です。
引き戸・引き違い戸の掃除
扉の表面の汚れは水拭きで汚れをぬぐい、乾いた布でよく拭くと大抵は綺麗になります。 メンテナンスが必要なのは引き戸の下部の溝の部分です。ここに埃やゴミがあるままにしておくと、引き戸の動きが悪くなったり、気密が悪くなる原因にもなります。溝の中は常にきれいにしておきましょう。溝の中には特に大きなゴミもないのに動きが鈍いときは、引き戸の下部にあるねじをドライバーで操作することで、枠下の車輪の動きがスムーズになります。最近はサッシの下部にはロックが付いてあるものも多いので、そうした部分にも注意を払い、隙間にたまっている埃もきれいにしておきしょう。
アルミ製・木製窓枠
アルミ製サッシの表面は傷がつきやすいので、はたきを使用して埃は落としましょう。汚れに関しては固く絞った布で拭き取ってください。 室内と外気の温度差が大きくなると窓表面に結露が発生しやすいので、頻繁に拭き取るようにします。放っておくと、窓のパッキンに付着するカビの原因になります。 木製窓枠は塗装がしっかりしてあれば乾いた布で拭く掃除方法でOK。水に弱いので結露した場合は拭き取りましょう。 鍵穴にも注意。鍵穴のサビを取りたくて鍵穴に油を注いではダメです。埃が付きやすくなって更に大変なことになる可能性があります。
外に面している雨戸は水をかけて汚れを落とし乾拭きで。居室の扉の汚れも水拭き等でお掃除は完了です。メンテナンスは普段気にしていないところを操作してみる方法があります。 また、様々な箇所それぞれに合ったメンテナンス方法があるので、正しいメンテナンスができるように少し勉強しておくと良いでしょう。
今は湯たんぽの種類も沢山あり、お湯を使う昔ながらの金属製、陶器、充電式のゴム製タイプ。カバーもいろいろな生地と柄があり、好みのものを見つけて楽しむこともできますね。
