
仙台に住むなら、どんなエリアに住んでみたいと思いますか。
多くのベッドタウンがある仙台ですが、今回「仙台で住みたいエリア」についてのアンケート結果をもとに、住んでみたいと思う人気のエリアをご紹介します。
【質問】
あなたの『出身地』を教えてください。
【回答】
宮城県仙台市 44%
宮城県(仙台市以外) 12%
東北地方(宮城県以外) 20%
その他(東北地方以外) 24%
生まれて育ってそのまま住み続けることができる街
アンケートの結果によると、仙台市出身者が44%、仙台市以外の宮城県出身者が12%となっており、まとめると宮城県出身者で54%と半数を超えています。このことは、仙台市およびその周辺地域に生まれ育った人が、進学、就職などの場合にそのまま地元である仙台に住み続けることが多いということを示しています。それだけ仙台には卒業生の進学先、就職先が多いということになるのです。
実際、仙台市は大学や専門学校など進学先の選択肢が多く、またその学問分野も多様です。高校生にとっては、それだけ自分の希望する進路を見つけやすいということがいえるでしょう。
また、就職に関しても仙台は県内のみならず、東北地方の中心都市でもあることから多くの企業があります。そのため、仙台の企業に就職した場合の他、地元である宮城県内の企業に就職し、勤務先が仙台になったという県内出身者も多いと考えられます。
仙台市はやはり東北地方の中心都市
宮城県以外の東北地方出身者は全体の20%となっています。東北地方の高校生にとって、学びたいものがあるが地元には希望する進学先がない場合、仙台市ならば比較的距離が近く、また新幹線など交通の便がよいことから、仙台の学校が選ばれるということがあります。
また、仙台は東北地方の中心都市であり、企業などの求人も多く、職種も豊富にあります。そのため、仙台の学校を卒業した場合だけではなく東北地方の学校を卒業した場合にも、希望する職種によっては仙台を就職先として希望することが多いということが考えられます。
東北地方以外からでも来ています
残る24%、約4分の1は東北地方以外から仙台市に来ています。
もちろん、大学進学や就職のために最初から仙台を選んだ人もいるでしょう。この場合は宮城県内を含む、東北地方出身者とほぼ同じ動機で仙台に来ているということになります。 しかし、仙台市はその立地する位置、加えて東北地方の中心という位置づけのために、大企業の支社や営業所などが多く置かれていることも忘れてはなりません。つまり、東京などを本社とする企業に就職した後、仙台支社や営業所などに配属されるという形で生活し始める人もこの中には含まれていると考えられます。
仙台市は東北地方の中心都市として、進学、就職どちらにおいてもたくさんの選択肢を持っています。そのため、進学や就職などの場面で、仙台を希望する人が多くみられます。
地元出身者はもちろんですが、東北地方、またそれ以外の地方出身者にとっても、仙台は選ばれる魅力を持った都市であるといえるでしょう。

調査対象者:宮城県仙台市在住100人 年齢不問・男女
調査期間:2016年4月25日~4月27日