
仙台に限らず、生活する場所がどんな気候の土地であるのかは生活のしやすさに関わる問題の一つです。 特に仙台は東北ということもあり、冬の寒さは暮らしの面で心配に思うことが多いのではないでしょうか。 もちろん、物件などによってクリアできる問題もありますが、実際の気候はどうでしょう。 そこで、ここでは市民に好きな季節について聞いたアンケート結果をもとに、仙台の暮らしの中で味わうことができる、季節ごとの楽しみについてご紹介したいと思います。
一番人気は春!草木が芽吹き、穏やかな天候のいい季節
アンケートの結果によると一番人気は「春」でした。桜やケヤキ並木の新緑の芽吹きなど、自然の美しさを理由に挙げた意見が多く見られました。
「杜の都仙台」と言われますが、その雰囲気を一番味わえるのが春ということになるからだと思います。
東北一の都会でありながら、定禅寺通りなどの街路樹にたくさんの木々があって生活に根づき、季節の移り変わりが目で見て感じられるからこその理由と言るのではないでしょうか。
また、冬が終わり、気候が穏やかであることを理由に挙げた意見も多い結果となりました。寒い冬があるからこそ、春の穏やかな天候や過ごしやすい気温がうれしく感じるという面もあるのかもしれません。
植物の芽吹きに春の訪れを感じ、「青葉繁れる」雰囲気を楽しむ仙台市民の気持ちが表れています。
街路樹は秋も美しい!楽しいイベントも待っている
次いで人気だったのは「秋」です。
春とも共通しますが、街路樹のたくさんの木々は秋になると紅葉することでまた楽しませてくれます。
銀杏並木や街路樹の紅葉の美しさなど、ふだん生活する街で紅葉を楽しむことができるのは仙台の大きな魅力と言えるでしょう。
気候的にも暑すぎず寒すぎず気候が安定していることも人気の点であることがわかります。
また、仙台の秋はジャズフェスティバルやせんくらなどの音楽イベントが多い季節でもあります。
さらに旬を迎える食べ物が多いので、おいしいものがたくさんある、というのもこの季節ならではの理由といえるでしょう。
美しい紅葉を見ながら音楽を楽しみ、旬の食材に舌鼓を打つにはまさに最適な季節でもあり、仙台の生活を満喫する瞬間ではないでしょうか。
仙台は夏や冬も比較的生活しやすい
春や秋には及ばないものの、アンケートでは夏や冬が好きという意見もあがっています。どちらにも共通するのは季節ならではのイベントが楽しめるという点にあります。
夏は七夕に花火大会、夏祭りで開放感を味わい、冬は澄んだ空気の中で光のページェントを楽しむなど、市内にいながらにしてもイベントが盛りだくさんだという点が魅力と言えます。
また、仙台は、東北地方の中でも南に位置している。そのため、夏は比較的短く気温も比較的過ごしやすいです。緑が多く広瀬川のせせらぎがあることで暑さが緩和される部分もあり、海も近いです。
一方冬も東北にしては雪が少ない一方で、ウィンタースポーツを楽しむ場所も近くにあるというように、「いいとこどり」ができる土地と言えます。
仙台は、街の中に緑が多く、季節の移り変わりを感じることができます。そのため、市民は春の桜や新緑、秋の紅葉に銀杏並木と、変化を楽しんでいるようです。
一方夏や冬は東北南部ということで比較的過ごしやすく、生活しやすい土地といえるでしょう。
