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column 810.
マンションにエアコンを設置するのに許可は必要?事前確認や選び方を紹介2022-09-09
エアコンは、いまや私たちの生活に必要不可欠な家電の一つです。
ただ、一家に一台はあっても、部屋によってはエアコンが設置されていないマンションがあるのも事実です。 マンションにエアコンを設置するときの必須ポイント
エアコンのない部屋に、新規でエアコンを設置するときは、次の3つのポイントを確認することが大切です。 ●【ポイント1】スリーブ穴がある
エアコンは、室内機と室外機で構成されます。
マンションでは原則として、スリーブ穴のない部屋にはエアコンを設置できません。 ●【ポイント2】室外機を置くスペースがある
エアコンの室外機は、ベランダや通路に設置するのが一般的です。 ●【ポイント3】専用コンセントがある
室内でエアコンを設置する場所には、プラグ穴が3つある「エアコン専用のコンセント」が必要です。 コンセントを増設する際には、専門業者にエアコン用の回路設置工事を依頼することになりますが、回路数が増やせない場合は、さらにブレーカーの交換や増設といった工事も必要になります。 エアコン設置工事は管理組合の許可が必要
エアコンを設置したい部屋にスリーブ穴やエアコン専用のコンセントがない場合、新たに設けるための工事が必要です。
また、工事も「穴を開けて良い場所」を探すために慎重に進めることが大事です。 全部屋にエアコン設置できることもマンション選びのポイント
エアコンを設置できない部屋に、設置するための工事を行うには、相当な時間とコストを要します。
現在でも、築年数の古いマンションを中心に、エアコン設置を想定していない物件も散見されます。
また、マンション選びをしているときは「居室として使う予定がないから、エアコンがなくても大丈夫」と考える方もいらっしゃいますが、将来、家族が増えて使う予定のなかった部屋を子ども部屋にすることもあるでしょう。 「スリーブ穴」「室外機を置く場所」「エアコン専用のコンセント」が、すべての部屋にあるかを確認することも、マンション選びのポイントにしましょう。 エアコン設置が難しい場合はどうする?
エアコンを増設するために、工事をしたり新しい物件に引っ越したりするのが難しい方もいらっしゃるでしょう。
ウィンドクーラーとは、窓に設置するタイプのクーラーのことです。
ウィンドクーラーは窓に設置するものですから、窓が完全に閉まらなくなるのが注意点の一つ。 いずれにしても、ないよりもあった方が快適な部屋を作れますので、エアコンの設置が難しい方はウィンドクーラーを検討してみてはいかがでしょうか。 部屋に適したエアコンの選び方
日本で提供されているエアコンは、設置する部屋の広さに応じてサイズが決まっています。 もし、部屋の広さにあわないエアコンを使うと、室温がうまくコントロールできなかったり、電気代が増えたりするケースもありますから、適切なサイズのエアコンを選びましょう。
なお、「6~9畳用」という表示の意味は、「6畳から9畳までの部屋で使える」という意味ではありません。
また、部屋の環境によってはサイズだけで選ぶと適さないこともあります。 まとめ
昨今の夏は猛暑が続き、東北や北海道のマンションでもエアコンはマストアイテムになっています。
設置できない部屋に後からエアコンを取り付けようとすれば、壁の調査や電気工事などに時間とコストを要すことがあります。
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