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column 844.
マンションの管理費は何に使われる?相場や修繕積立金との違いを解説2023-04-28
マンションの管理費は何に使われる?相場や修繕積立金との違いを解説
マンションを購入すると、「管理費」と「修繕積立金」の支払いを毎月求められます。 マンションの管理費とは?
マンションの管理費とは、廊下やエレベーターといった共用部分の日常的な維持管理に使われる費用のことです。 清掃費 定期清掃を行う管理会社などの人件費や備品代 設備保守費 エレベーター、オートロック、消防設備などの定期点検や保守費用 水道光熱費 エントランス、廊下、エレベーター、集会室などの電気代や水道代 管理組合の運営費 事務費、総会開催費用、専門家への相談料など 保険料 マンション全体にかける火災保険・損害保険料
マンションのような集合住宅は、各所有者の持ち物である専有部分(自室)と、マンションの所有者全員が使う共用部分に分かれています。 管理費と修繕積立金の違い
分譲マンションで毎月かかる費用には、管理費のほかに「修繕積立金」もあります。
大規模修繕工事では、外壁や廊下の修繕、配管工事、共用部分の設備交換などが10~15年の頻度で行われます。 管理費 日常的なメンテナンスに使う「ランニングコスト」 修繕積立金 将来に備えた「貯蓄」
管理費との違いは、集めたお金をすぐに使うわけではないこと。 管理準備金と修繕積立基金とは?
新築マンションの場合、管理組合の資金が少なく、清掃用具をはじめとする備品の購入や火災保険料の支払いなどができない可能性があります。
修積積立金にも同じく、新築時に想定外の修繕が発生することなどに備えて「修繕積立基金」を設け、新築マンションの購入者が支払います。 マンション管理費の相場
分譲マンションの管理費は、どれくらいが相場なのでしょうか。 管理費の平均月額(令和5年度) 管理費
(充当額を含む) 管理費
(充当額を除く) 修繕積立金
(充当額を含む)
ただし、マンションの管理費は物件の規模や築年数、設備内容、専有面積などさまざまな要因で異なります。 ちなみに修繕積立金の平均は、駐車場使用料などからの充当額を含む場合は1万3,378円、充当額を除く場合は1万3,054円です(※)。 管理費が高いマンションの特徴
一般的に管理費の高いマンションには、以下のような特徴があります。 専有面積が広い
マンションの管理費は、専有面積に応じて決まるのが通例です。 総戸数が少ない
戸数の少ないマンションは、管理費が高くなる傾向があります。 共用施設が豪華
共用施設の仕様も、管理費に影響します。敷地内にゲストルームや会議室があったり、管理人やコンシェルジュが常駐していたり、プールやジムなどが併設されていたりと、施設やサービスが充実しているマンションほど管理費は高くなります。 タワーマンション
超高層マンション(タワーマンション)は、構造や設備が特殊なため、専門的な管理体制が求められます。 管理会社の委託費用が高い
マンション管理会社のサービス内容も、管理費に大きな影響を与えます。 管理費は安ければいいのか?
管理費は毎月支払うものですし、自分で金額を変えられないため、できる限り安い物件を選びたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。 エレベーターの定期メンテナンス、廊下や階段の照明交換、防犯カメラの管理、管理人の人件費など、そのマンションで安心して暮らすには、それなりの予算が必要になります。
管理費の安い物件では、これらの費用をカットしていることが多く、長く住むほど居住環境が悪化しやすいといったリスクがあるのです。
大切なのは、管理費に見合うサービスが提供されているかを判断することです。 管理費や修繕積立金の支払いを滞納するとどうなる?
管理費や修繕積立金は毎月支払わなければならず、平均すると合計3万円前後にもなります。 督促や管理組合による訴訟
管理費や修繕積立金を滞納すると、管理会社や管理組合から督促されます。
裁判所に支払督促を申し立てたり、訴訟を起こしたりするケースもあるでしょう。 物件の劣化が進みマンションの資産価値が下がる
管理組合から見れば、マンションのメンテナンスや修繕費用が足りなくなり、「何かが壊れても直せない」「汚れたまま放置するしかない」という状態になってしまいます。
マンションの共用部分は、自身も含めた住民全員が使います。 まとめ
マンションの管理費や修繕積立金は、居住環境や資産価値を維持するために必要不可欠なお金です。
マンションは「管理を買え」といわれるくらい、管理状態で住み心地が変わる財産です。 マンションを選ぶときは物件の管理もチェックし、健全な管理が行われているかを判断することが、後悔のないマンション選びにつながります。 |