|
<< 2025年12月 >>
月間アーカイブ
|
column 870.
60代でもマンションは買える?購入のポイントや注意点を解説2023-11-07
老後のセカンドライフが目前に迫る60代は、賃貸から持ち家へ、一戸建てからマンションへの住み替えを考える方が増えてくる時期です。 ただし、一般的に、住宅ローンは契約者の年齢が若ければ若いほど有利な条件で契約できるローンなので、「60代でローンは組めるのか?」と疑問を覚える方も多いでしょう。 この記事では、60代でマンションを購入するときのポイントや、ローンを組むときの注意点などを解説していきます。 60代のマンション購入は遅すぎる?
60代でマンション購入を考えるのは、年齢的に遅すぎるのではないだろうかという方に知っておいてほしいのが、60代のマンション購入は決して遅くないということです。
※1 住宅金融支援機構:住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】 若いときと何が違う?60代の住宅ローン
多くの住宅ローンは、加入時の年齢が20歳から70歳までと制限されています。
といった点を考慮して、借入額や返済年数を決める必要があります。 60代で住宅ローンを組むときのコツ●借入額を無理なく返済できる金額に抑える
一般的な住宅ローンの完済時年齢は、80歳未満なので、60代だと最大で20年未満のローンしか組めません。 ●頭金を増やす
頭金があれば、住宅ローン審査に通りやすくなるだけでなく、月々の返済負担を減らせます。 ●親子ローンなども選択肢に入れる
親子ローンは、親と子どもの2世帯でローンを組み、親が亡くなった場合は残ったローンを子どもに引き継ぐという住宅ローンです。
60代だと、基本的にフラット35などの長期固定金利のローンが選択肢に入りません。 60代のマンション物件選びのポイント●駅近・コンパクト・低層階を選ぶ
60代でマンションを買うときは、駅から離れた家、広い家、高層階のマンションなどは避けましょう。 ●福祉が充実したエリアでマンションを探す
介護などのことを考えた場合、福祉サービスが充実しているエリアや、子どもの家と楽に行き来できるエリアでマンションを探すことをおすすめします。 ただし、個々人が家に求めるニーズはそれぞれなので、老後どういった暮らしをしたいのかイメージして、物件とエリアを絞り込みましょう。 60代でマンションを購入する際の注意点
60代でマンションを買うときの注意点は、団信に加入できない場合があることです。 まとめ60代でも、マンションを購入するのに遅すぎるということはありません。
ただ、若い頃に比べると、借り入れ金額や審査の面で不利な部分があるのも事実です。 |