|
<< 2025年11月 >>
月間アーカイブ
|
column 873.
ネットにない未公開物件はどう探す?未公開物件の強みや注意点とは2023-11-07
不動産の世界には、インターネットに掲載されていない未公開物件というものが存在します。
ただし、世の中には、未公開物件という用語を使って、買い主をだまそうとする業者も少なくありません。 今回は、未公開物件が存在する理由やその探し方、未公開物件を選ぶときの注意点などを解説します。 ネットで探しても見つからない!未公開物件って何?
未公開物件とは、レインズと呼ばれる不動産業者用のデータベースや、不動産のポータルサイトに掲載されていない不動産のことです。 世の中に未公開物件がある理由●市場へ出す前に業者が自分で売れる・売りたい物件だから
未公開物件になりやすいのは、市場に出せばすぐに売れる人気の物件や、欲しがっている顧客に心当たりがある物件です。 ●一般媒介契約でレインズに登録する義務がないから
不動産の売り主・買い主が不動産業者と交わす契約のことを、専門用語で媒介契約と呼びます。 ●上モノが未完成で公開するとトラブルになる可能性があるから
建設中や未完成の物件をレインズなどに登録して買い主を見つけると、物件を引き渡すまでに間取りや内装が変わったり、工期の関係で引き渡し日が遅れたりしたとき、トラブルになりやすいです。 ●売り主が家を売ることを隠しておきたいから
・家を売ることをご近所さんや友人・知人に知られたくない 広告を出したことで、職場等で噂されたり、見知らぬ方が物件の下見に来たりすることを嫌い、広告を出さずに未公開物件のまま買い主を探す売り主も少なくありません。 ●売れる見込みがないから
実は、不動産ポータルサイトに物件広告を掲載する場合、1件あたり数万円前後の掲載料金が必要です。 ●レインズへ登録するための準備が終わっていないから
単純に、レインズへ登録するための物件情報や図面、写真等の準備が終わっていないケースも多いです。 未公開物件を探すメリット●他の買い主に気になる物件を取られる心配が少ない
未公開物件は、不動産のことを知っている方が少ないので、良い物件をほかの買い主に取られる心配が少ないです。 ●掘り出し物と出会える可能性がある
未公開物件の中には、公開前の新築物件やデザイナーズマンションといった、非常に条件の良い掘り出し物も存在します。 未公開物件はどうやって見つけるの?●地域密着型の不動産業者へ足を運んで紹介してもらう
基本的に、未公開物件は、「売り主が仲介を頼んだ不動産業者」に紹介してもらうしかありません。 ●不動産業者の物件情報ページやメルマガで探す
不動産業者独自の物件情報サイトやメルマガがある場合、定期的にそれらをチェックして新しく登録された物件が出ていないか調べるのも効果的です。 未公開物件を探すときの注意点●未公開期間が短いため悩んでいると購入できない
未公開物件の中でも、「いずれ公開される物件」は、5日または7日でレインズに登録されるので、買うかどうか悩んでいるとほかの方に買われてしまいます。 ●事故物件や訳あり物件が存在する
未公開物件は、すべてが優良物件というわけではありません。 まとめ未公開物件は、インターネット等に出ていない掘り出し物や好条件の物件と出会えるチャンスです。
ただし、中には広告を出しても売れないため、単に公開されてないだけの物件も少なくありません。 家探しの選択肢を広げられるように、不動産を買うときは未公開物件と公開物件の両方を探しましょう。 |