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column 901.
冬に洗濯物が乾かない原因としっかり乾かす方法 - 部屋干し・外干しのコツも紹介2025-01-30
冬は洗濯物が乾きにくく、困った経験をされたことはありませんか?
今回は、冬の洗濯物をしっかり乾かすための工夫や、乾いたかどうかを判別するためのコツをまとめました。 冬に洗濯物が乾かない原因は?
冬に洗濯物が乾きにくいのは、「気温が低さ」が一番の理由です。
冬は空気が乾燥しているため「乾きやすいのでは?」と考える方が、いらっしゃるかもしれません。
また、洗濯物を乾かすには「風」もポイントです。 ●季節ごとに見る洗濯物の乾く時間の目安
気温や湿度は、季節によって異なります。
一方、気温の高い夏の場合は、条件が揃えば「2~3時間」でも乾くでしょう。
ちなみに春と秋は、適度な気温と湿度に加え、風が吹きやすい季節でもあるため「4~5時間」が目安とされます。 ●洗濯の方法で解決するポイント冬に洗濯物を効率よく乾かすには、「洗濯の仕方」にもポイントがあります。
たとえば「洗濯物の量」。
洗濯機の「脱水時間」もポイントです。
長時間の脱水を避けたいときは、「乾いたバスタオルを入れて脱水する」のも一手です。 干し方で解決するポイント
洗濯物を効率よく乾かすには、「干し方」も重要なポイントです。 ●外干しする時間帯は9~15時に
外干しするときは、気温が上がり湿度が下がる時間帯に干しましょう。
なお、午後3時以降になると気温は下がり湿度が上がるため、洗濯物が外気の湿気を吸うことがあります。 ●薄手の衣類と厚手の衣類を交互に干す
冬はインナーやワイシャツなどの「薄手の衣類」と、セーターやブルゾンなどの「厚手の衣類」を重ね着する季節です。 ●乾きにくい衣類は竿の両サイドに干す
竿の左右両サイドに乾きにくい衣類を干すと、全体的に乾きやすくなります。 たとえば、両サイドには厚手や丈の長い衣類を干し、内側には乾きやすい素材や丈の短い衣類を干すと、まんべんなく洗濯物を乾かせます。 ●生地が重ならないように干す
乾いたように見えても「ポケットやフードの部分が乾いていない」といった経験はありませんか?
ポケットがある衣類は、洗濯物を裏返して干すと内側まで風が通り、乾きやすくなります。
フードがある衣類は、逆さに干すことで生地同士が重ならず、早く乾かせます。 部屋干しするときのポイント
洗濯物をしっかり乾かすには、「気温」「湿度」「風」の条件をそろえることが大事です。
そこで検討したいのが「部屋干し」です。 ここで、部屋干しするときのポイントをご紹介します。 ●廊下やリビングに干す室内といっても、場所によって乾きやすい場所と乾きにくい場所があります。
たとえば、廊下やリビングなどは空気が循環しやすい場所ですから、洗濯物が乾きやすいです。 ●扇風機やサーキュレーターを使う
風通しが良くないときは、扇風機やサーキュレーターを使って人工的に風をつくるのも一手です。
一般的に、サーキュレーターの方が強い風を発生させるため、洗濯物は乾きやすいといわれます。 ●エアコンと除湿機を使う
室温が低いときは、エアコンで部屋を暖めてから部屋干しします。 冷たい洗濯物が乾いているかを確認する方法
冬に洗濯物を取り込んだ際、「洗濯物が冷たくて乾いているのかわからない」といった経験をされたことはありませんか?
この場合、洗濯物を暖めることで判断しやすくなります。
また、温風で手を温めてから洗濯物に触れると、湿り気を判別できる場合もあります。 洗濯物の生乾きの匂いはどう防ぐ?
洗濯物がしっかり乾いていない状態で、そのまま放置すると、生乾き独特の匂いを放つことがあります。 この雑菌は、常温だと4~5時間ほどで急激に増殖するとされ、早目に乾かすことが匂いを防ぐことにつながります。
ただ、冬だと4~5時間で乾かないこともあるでしょう。 ●洗濯前に衣類を湯に浸す
40~50度のお湯に洗剤を入れ、洗濯物を30分くらいつけ置きしてから、洗濯機で洗います。 ●除菌・抗菌効果に優れた洗剤を使う
市販の洗剤や柔軟剤には、除菌や抗菌の効果をうたう部屋干し用の商品があります。
掃除の時に使うクエン酸も、洗濯物の除菌や抗菌の効果があります。 ●干す前に除菌スプレーやアイロンで雑菌を減らす
干す時に、除菌スプレーや消臭スプレーをかけるのも効果的です。 まとめ
冬に洗濯するときは、気温、湿度、風を意識しながら洗い方や干し方に工夫を施すことで、洗濯物がしっかり乾くようになります。
これから家を探す方なら、浴室乾燥機のある物件を選ぶのも一手です。
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