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column 339.
不動産売却に必須!マンション売却の必要書類と取得方法を解説2020-01-06
売り主としてスムーズにマンション売却を進めるためには、さまざまな書類を揃える必要があります。 マンション売却手続きの必要書類と取得方法まとめ●本人各人に必要な「身分証明書」
不動産売却に限らず、ありとあらゆる契約に必要なのが、契約者本人の身分証明書です。
などを用意しましょう。 ●マンションの権利関係を証明する「権利証または登記識別情報」原則として、不動産を売却できるのは、法的な所有権を持った名義人だけです。
不動産の権利関係は、国の機関である法務局で管理されています。
なお、権利証や登記識別情報は、基本的に再発行できません。 ●登記手続きの歴史を証明する「登記簿謄本」
権利証や登記識別情報等で分かるのは、「現在の名義人は誰なのか」という情報です。 登記簿謄本は、法務局の窓口またはオンライン上で取得可能です。 契約に必須の「実印」と「印鑑証明書」マンション売却を終わらせるためには、売買契約書を締結する必要があります。 契約書の成立は、「お互いの署名・捺印」をもって完了するのですが、不動産売却のように金額の大きな契約を結ぶ場合、認印ではなく実印を使うのが好ましいです。 実印とは、役所に登録してある印鑑のことで、印鑑証明書を取得すれば「書類の捺印が実印である」ことを証明できます。
実印自体は契約時に持参するだけで構いませんが、印鑑証明を手に入れるためには最寄りの役所窓口での申請手続きが必要です。 ●マンションごとに異なる「管理規約」
マンション売却では、マンションの「管理規約」も売り主に渡しましょう。 なお、管理規約を紛失している場合は、売りたいマンションの管理組合に頼めば、再発行してもらえます。 ●資産価値の証明に役立つ!マンションの維持費や修繕費のわかる書類
マンションを買ってから手放すまでに実施した住まいのリフォームや、設備の点検・補修歴等が分かる書類も、できれば取っておきましょう。 基本的に、生活に必要な補修やリフォームは住民がお金を出し合い、管理組合を通して依頼しているので、前もって管理組合に申請してコピーをもらいましょう。 ●登記費用の計算等に使う「固定資産税納税通知書」マンションの固定資産税がわかる固定資産税通知書は、毎年4~6月前後に届きます。 万が一、紛失してしまった場合は、最寄りの役所で同等の書類を発行してもらえるので、手続きしましょう。 ●マンション購入時に受け取った「売買契約書」と「重要事項説明書」
売買契約書と重要事項説明書は、物件の売買額や説明義務などを詳しく記した書類です。 まとめ不動産売却では、売買契約を交わしたり買い主の興味を引いたりするために、さまざまな書類が必要になります。 マンションに関する書類が揃っていれば、不動産業者も物件について調べる時間を短縮できるので、査定や売り出しまでの手続きもスムーズに進められるでしょう。 ただし、書類によっては紛失していて再発行することになったり、過去にもらった書類を引っ張り出したりする必要があるので、必要書類の準備は早めに始めるのがおすすめです。
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