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				住まいの価値を維持する住宅メンテナンスのポイントを解説②2020-01-06
 不動産の資産価値や売り値をできるだけ高く維持するコツの一つが、住まいのメンテナンスです。 ただ、「住まいのメンテナンスが必要」だと思っていても、具体的にどういった方法でお手入れをするのか分からない人も多いでしょう。 
		そこで今回は、 カビや腐食に要注意!壁紙やフローリングのメンテナンス●壁紙とフローリングは湿気に弱い
		壁紙・フローリングをメンテナンスするうえで押さえておきたいのが、湿気に対する弱さです。 
		また、フローリング材の扱いにも注意が必要です。 基本的に、「湿気が高い状態で放置する」と、カビが生えたり腐食したりするため、壁紙・フローリングのメンテナンスは湿気対策に力を入れましょう。 ●壁紙メンテナンスのポイントは換気・拭き掃除・クロスの貼り替え
		壁紙メンテナンスのポイントは、小マメに換気して湿気を逃がし、汚れが付着したらすぐに拭き取ることです。 
		また、大幅に劣化していたり、寿命を迎えたりしている壁紙は、メンテナンスをしても元の状態に戻りません。 ●フローリングのメンテナンスは乾拭き&ワックスがけクッションフロアの場合は別として、無垢材を使用したフローリングは、乾拭きでほこりや汚れを落としましょう。 また、半年に一度を目安に、ワックスがけをしておくと、日常的な汚れを予防できるのでおすすめです。 床暖房のメンテナンス●床暖房は原則メンテナンスフリーで使える床暖房には、熱線やフィルムに電気を通して温める電気式と、温水パイプにお湯を通して温める温水式が存在します。 
		ただし、どちらのタイプの床暖房も、基本的にはメンテナンスフリーです。 
		実際、床暖房の寿命は40年前後といわれています。 ●電気式の床暖房は熱線の故障に要注意
		ただし、電気式の床暖房は、床に強い衝撃を与えると熱線やフィルムが故障してしまう場合があります。 ●寒冷地の温水式床暖房は定期的な不凍液の交換が必要原則としてメンテナンスフリーで使える温水式床暖房ですが、寒冷地で使用している場合、定期的に不凍液の補充や交換が必要です。 
		目安としては、不凍液の補充は年に1回、入れ替えは5~10年に1回の間隔となります。 雨戸・サッシ・ベランダのメンテナンス●雨戸メンテナンスは「使った後に掃除する」ことが大切住宅の雨戸をメンテナンスする際のポイントは、「使った後に掃除する」ことです。 
		雨戸は窓や扉を風雨から守るための設備ですが、市販の商品はほとんどが金属製なので、濡れたまま収納するとサビついてしまいます。 ●サッシはこまめな掃除でキレイに保つ
		窓のサッシは、こまめに掃除してほこりや汚れを取り除くことをおすすめします。 ●ベランダは排水管のつまり除去と定期的な再塗装でメンテナンスベランダの資産価値を下げるのは、おもに経年劣化と排水管の故障です。 
		新築から10年ほど経つと、ベランダに施した防水工事の効果がなくなってきます。 まとめ外観や中身のきれいな不動産とそうでない不動産を比べた場合、より早く高額で売れやすいのはきれいな住宅です。 住宅内の設備を壊れてから修理するというスタイルだと、いざ売り出す際に修理が必要な箇所が複数出てきてしまいます。 壊れないようにメンテナンスしておいた方がお金も手間もかからないので、壁紙・フローリング・床暖房・雨戸・サッシ・ベランダをこまめにメンテナンスして、不動産をできるだけ高く売りましょう。 
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