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column 678.
忙しいなら現状渡しで売るのもアリ?現状渡しのメリット・デメリット2023-09-04
仕事やプライベートで忙しく、不動産売却にかける時間がない、それでも不動産を売る必要があるというときに役立つのが、「現状渡し」という不動産の売却方法です。
ただ、不動産の現状渡しには、メリットとデメリットの両方があります。 不動産売却における現状渡しとは
現状渡しとは、不動産の問題点(設備の破損や故障など)を直さず、そのまま買い主に売却する不動産売却スタイルのことです。 売り主からすれば、不動産の修繕等にお金や時間を使う必要がなく、買い主からすれば問題が残っている分、安く購入できるというメリットを持った売却方法です。 現状渡しのメリット●建物の修繕・補修費用を節約できる
不動産を現状渡しで売却するメリットは、建物の修繕費用や補修費用を節約できること。 ●売りたいと思ったときすぐに不動産を売り出せる
不動産の現状渡しだと、不動産を売りたいと思ったときすぐに売り出せます。 現状渡しをするデメリット●不動産の売却価格が下がる
不動産を現状渡しで手放すデメリットは、ほとんどの場合不動産の売却価格が下がってしまうことです。 ●買い主との交渉が多くなる
現状渡しの物件は、高確率で「購入後にお金がかかる分、値下げして欲しい」という交渉を持ちかけられます。 ●近隣の物件よりも売るのが難しい
中古の不動産は、近隣で販売されている似たような間取り・立地・価格の物件と比較されます。 現状渡しで不動産を売るときの注意点●物件の問題点を不動産業者と買い主へ正直に伝える
現状渡しで不動産を売るときは、査定をお願いする不動産業者にも、買い主に対しても物件の問題点を正直に伝えましょう。 ●交渉で決めたことは必ず書面化する
現状渡しの不動産売却では、物件の値引きや細かい不動産の不具合があること、引き渡し時に置いていく荷物と持っていく荷物などの共有などを、口頭でやり取りすることが多いです。 まとめ不動産を売るとき、忙しくて準備の時間を取れない、安くなっても良いからすぐに売り出したい、修繕費用を節約したい場合、現状渡しが便利です。
ただし、不動産を現状渡しすると、多くの場合売却価格も下がりますし、不動産も売れづらくなります。 誰にでもおすすめできる方法ではないので、利用するときは信頼できる不動産業者と相談し、利用するかどうかを慎重に考えましょう。 |