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column 678.
ローンが残っていても家を売れる?不動産売却の基本とポイントを解説2023-11-06
不動産売却において、「ローンが残っているけど家を売れるのか」という疑問に頭を悩ませる方は少なくありません。 ただし、住宅ローンで買った家を売る場合、基本的にはローンの完済と抵当権の解除が必要です。 今回は、ローンが残っている家を売るときの基本や、売却時のポイントを押さえましょう。 ローン残債があっても不動産は売却できる●「売却額+自己資金>ローン残債」なら売却できる
住宅ローン残債があっても、売却金額と自己資金でローンを完済できる場合、不動産を売却できます。 ●高額売却しやすい物件はほとんどの場合問題ない
なお、駅近物件やタワーマンションの高層階など、高額で売却できる物件に関しては、多くの場合ローン残債が残っていても売却に支障はありません。 売却額やローンの残額によっては売却できないケースも
住宅ローン残債のある家を売却できないのは、不動産を売ったお金を全額ローンの返済に回しても、預貯金や親族からの援助を受けても、ローンを完済できない場合です。
ただし、不動産の売却額でローンを完済できないからといって、不動産の売却を諦める必要はありません。 ローン残債のある家を売却できないときの対処法●住み替えローンを利用する
住み替えローンは、新しい家を買うためのお金と、元々の家のローン残債をまとめて借りられるローンのことです。 ●任意売却を行う
「返済し切れないローンを不動産の売却後も返し続けるから、売却を認めて欲しい」と金融機関に頼んで家を売る手続きのことを、任意売却と呼びます。
通常、ローンを滞納すると、金融機関によって家を競売にかけられます。
ただし、任意売却をするためには、金融機関との交渉が必要ですし、一旦ローンを滞納する必要があります。 ローンが残っている家を売る際のポイントローンが残っている家を売るときのポイントは、以下の2点です。
住宅ローンは、利子込みで返済するため、売却時の完済を目指す場合、正確な元金を把握しておく必要があります。 まとめ住宅ローンが残っていても、売却額や自己資金でローンを完済できれば、不動産を売却可能です。
ただし、常に売却価格がローン残債を上回るとは限りません。 |