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column 777.
不動産の買取保証って何?お得なの?メリットやデメリットを解説2024-11-15
不動産売却に1年は使えないが、数ヵ月は待てる、そしてチャンスがあれば少しでも高く売りたいという方におすすめなのが、「買取保証」の利用です。
ただし、買取保証がどういったサービスなのかを知らないと、そもそも利用を検討できません。 不動産買取保証とは
不動産買取保証とは、指定した期間内に仲介で不動産を売却できなかった場合、契約時に提示された金額で不動産業者が家や土地を買い取ってくれる、というサービスのことです。
ただし、仲介による売却は、市場価格で売却できるものの、買い主を探す必要があるため、数ヶ月単位の時間が必要ですし、確実に売れるという保証もありません。 一定期間内は仲介による好条件での売却を目指しつつ、期限が来たら多少安くても買取で不動産を現金化できる、つまり仲介と買取の良いところを両取りしているのが、不動産買取保証なのです。 不動産買取保証を利用するメリット●買い主が見つかれば買取よりも高く売れる
買取保証を利用し、仲介期間中に買い主が見つかった場合、不動産を高く売れます。 ●一定の期間内に売却できる
買取保証のメリットとして、非常に大きいのが売却の確実性です。 ●買取になった場合仲介手数料が0円になる不動産を仲介で売ると、最大で「売却価格×3%+6万円」の仲介手数料を支払う必要があります。
しかし、買取になったら、仲介手数料を支払う必要はありません。 上手く行けば仲介で高く売却でき、仲介で売れなくても仲介手数料を節約しつつ不動産を現金化できます。 不動産買取保証のデメリット●買取になると売却価格が下がってしまう
不動産の買取相場は、市場価格、つまり仲介で不動産を売った場合の7~8割程度です。 ●悪徳業者に騙されるリスクがある
不動産買取保証には、悪徳業者に騙されるリスクが存在します。 こうした業者と関わると、売り主が損をするだけなので、不動産買取保証を利用する場合、業者の吟味が必須です。 不動産買取保証を利用する際のポイント
不動産の買取保証を利用する際のポイントは、信頼できる不動産業者と契約すること。 相見積もりで不動産の相場を把握していれば、根拠のない高額査定をされたとしても、契約を回避するか、根拠を尋ねて業者の信頼性をチェックできます。 まとめ不動産買取保証は、多少時間に余裕はあるものの、一定の期間内に不動産を手放したい方におすすめの売却方法です。 ただし、指定した期間内に不動産を現金化でき、仲介業者や買取業者を個別に探す必要がない代わりに、買取になると売却価格が下がる、悪徳業者ややる気のない業者と契約するリスクがあるといったデメリットも存在します。 一度、契約を結ぶと、途中で不動産業者を変えるのは難しいので、利用する際は相見積もりを取り、十分な情報収集をした上で、契約する業者を選びましょう。 |