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column 780.
不動産売却査定の基礎知識!適正な相場価格を知るためのポイントとは2024-11-15
不動産を売却する場合、売り主が最初に行うのは、不動産業者の査定を受けることです。
ただし、不動産の査定価格は、業者によって違います。 今回は、不動産売却査定の基本と、査定を受ける時のポイントをお伝えします。 不動産売却査定の基礎知識●査定の目的と重要性
不動産売却において、査定を受ける目的は、不動産がいくらで売れるのかを調べるためです。
ただし、不動産業者によって査定の基準が異なるため、査定結果にも差が出ます。 ●査定価格と売却価格は違う
不動産の査定価格と、実際の売却価格は違います。 ●査定額はどうやって決まるのか不動産の査定額は、
・立地 などによって決まります。
ただ、売り主が物件の詳細な情報を渡していなかったり、不動産業者が地域の不動産事情に詳しくなかったりすると、適正な査定はできません。 主な査定の種類と特徴●机上査定
机上査定は、現地調査なし、不動産業者の手元にある市場のデータや、申込時に入力する物件情報(立地・築年数など)だけで査定を行う簡易的な査定方法。 ●訪問査定
訪問査定は、不動産業者に物件や土地を見てもらって、より細かい査定をしてもらう方法です。
ただし、査定結果が出るまで1週間から10日ほどかかるため、訪問査定のみで不動産業者探しをすると、時間が足りません。 ●AI査定
膨大な不動産データを学習させたAIに、査定をしてもらう方法も出てきています。
しかし、AIの学習データにない個別の不動産事情等は反映されず、AIがどうしてその査定結果を導き出したのかもわからないため、査定結果の精度には不安が残ります。 適正な査定を受けるためのポイント●複数の不動産業者に査定を頼む
適切な相場を知りたい、適正な査定を受けて売却の失敗を避けたい場合、最も効果的なのは複数の不動産業者に査定を頼むことです。 ●物件について詳細な情報を提供する
査定を申し込む際、売り主が物件の欠陥や問題を隠したり、過去に行った修繕歴やメンテナンスの詳細を忘れていたりすると、不動産業者であっても精度の高い査定ができません。 また、検査済証や耐震性能の証明書、購入当時のパンフレットに売買契約書など、住宅の性能や間取りなどが詳しくわかる書類があると、より精密な査定が可能です。 まとめ
不動産売却では、査定の精度が甘いと相場から外れた売り出し価格を設定することになり、不動産が売れ残ったり売れても損をしたりしてしまいます。 複数の業者に査定を頼み、詳細な不動産情報を提供して、より精度の高い査定結果を手に入れましょう。 |