
クリスマスが近づいてくると、子どもたちはどんなプレゼントが届くかワクワクし、大人はプレゼントの購入と届いた後の置き場所に頭を悩ませているかもしれませんね。
「プレゼント入れる場所が無いとサンタさん来ないよ」と追い立てるより、サンタさんからの手紙で「プレゼントを届ける場所を作ってね」と伝えてみる方が子どもが自主的に片づけてくれるかもしれませんよ。
ヤル気を引き出すサンタさんからのお手紙
大人にガミガミ言われながら片付けるのは子どもも面白くありませんし、大人もエネルギーを使います。
面白くないから、なかなか片付けにとりかかる気にもなりません。そんな様子に大人はますますイライラ。
ならば、楽しく面白くヤル気スイッチを入れる仕組みが効果的です。
サンタさんからのお手紙なら、頑張って片付けてくれるかもしれませんよ。
『○○ちゃん、サンタだよ。リクエストしてくれている○○○のオモチャをとどけるよ。オモチャが入るスペースを作っておいてね』と、枕元に手紙を置いておくのです。
「大変だ!サンタさんがオモチャ置くところが無いって困っている」と盛り上げて、後は一緒にお片付けしましょう。
「捨てなさい」は封印「今は遊ばないおもちゃはどれ?」
やる気になってきたら、ついつい「あれはいらないんじゃない?これは捨てたら?」と大人が熱くなりがちですが、ここはちょっと冷静に。
「捨てろ」「いらないモノは?」と言われると「全部いる」となってしまうもの。
「お気に入り」「卒業する」そして「今は遊ばない」というキーワードを決めるのはいかがでしょう?
捨てずに別の場所に移動するやり方を伝えてみると、捨てられない安心感から選びやすくなることもありますうよ。
蓋が閉まるだけ、扉が閉まるまで
どれくらい減らしたらいいのか目安が無いと判断が難しくなりますよね。
一個プレゼントが届くからひとつ減らすルールも、届くオモチャのサイズと減らすオモチャのサイズが一致せず話がこじれてしまったり。
届くオモチャのサイズに合わせて、
「これくらいの大きさだって。収まる場所を作ってお迎えしよう!」
「この蓋が閉まるまでは入れてもいいよ」
「好きなオモチャをいれても扉が閉まるまでにしようか」
など、誰が見ても分かりやすいルールにしてあげると、安心して進められますね
「遊んだらお家に戻してあげようね」とメッセージを添えて
さらにサンタ頼みをするなら、プレゼントにも毎日の片付けを促すようなメッセージはいかがでしょう。
「サンタさんが大切にしてって言っているから片付ける」と主体的に進めてくれると大人も助かります。
何かと効果的なサンタさん効果ですが、サンタさんに頼りすぎると正体がバレてしまうので、大人もあまり欲張らず、プレゼントはひとつくらいが望ましいですね。
