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column 857.
【2024年版】オール電化とガス併用はどっちが安い?それぞれを比較してみました2023-07-27
今住んでいる家をリフォームしたり、新たに家を買ったりするときは、オール電化とガス併用のコストやメリット・デメリットを比較しましょう。
なぜなら、オール電化とガス併用は、一度決めるとなかなか変更できず、どちらがお得なのかが住所地やライフスタイルによって変わるからです。 オール電化のメリット・デメリット●光熱費を一本化できる
オール電化のメリットは、光熱費を一本化できることです。
また、ガスの契約をしなくて良いので、ガスの基本料金がかからない点もメリットです。 ●災害に強く火事になりづらい
オール電化は火を使わないので、火事になりづらいです。 また、災害発生時、電気はガスに比べて復旧が早いとされており、オール電化なら災害時にいち早く生活の安定を取り戻せます。 ●初期費用やメンテナンス費用が高い
オール電化を導入するためには、電気だけで動くコンロ、暖房、給湯器などが必要です。
また、オール電化対応の機器は性能が高いものが多く、修理費用や寿命を迎えたときの交換費用も高額です。 ●停電すると何もできなくなる
オール電化の住まいは、照明・料理・入浴・暖房などを全て電力で動かすので、停電すると何もできません。 オール電化を選ぶ場合は、停電中でも使えるカセットコンロや暖房器具などを常備しておく必要があります。 ガス併用のメリット・デメリット●火力が強い
ガスコンロやガス式の暖房器具は、電気を使うIHクッキングヒーターや暖房よりもエネルギー効率が良いので、コンロの火力も強いですし、部屋も短時間で暖まります。 ●日中のガス代はオール電化より安い
オール電化の電力プランは、日中の電気代が高く夜間の電気代が安くなるよう調整されています。 ●電気とガス両方の基本料金を支払う必要がある
ガス併用を利用する場合、電気とガス両方の契約が必要です。 ●火を使うため火事のリスクがある
ガス併用の住宅は、コンロや給湯器でガスを燃やして熱源を作るので、火事になるリスクがあります。 オール電化とガス併用の基本料金比較
一般家庭に必要な電力・ガスの目安は、オール電化で60A以上、ガス併用だと30A&30立方メートルほどです。 ◯オール電化(よりそう+スマートタイム)
◯都市ガス併用(従量電灯B 30A+都市ガス)
◯LPガス併用(従量電灯B 30A+LPガス)
※1 東北電力:一般のご家庭向けプラン オール電化とガス併用のランニングコスト比較
オール電化とガス併用のランニングコストを比較するために、両者の電気料金も見ていきましょう。
オール電化の契約プラン「よりそう+スマートタイム」は、
一方、ガス併用時に利用する「従量電灯B」の電気料金は、
2021年のデータを使った東北電力の電気料金シミュレーションによると、3人世帯の電気使用量は、オール電化の場合433kWh~1,191kWh、ガス併用だと222kWh~534kWhなので、 が電気料金の目安となります。※3
また、一般家庭で30立法メートルのガスを使用する場合、 上記の結果をまとめると、以下のようになります。
※3 東北電力:お住まいの県や世帯人数を選んで、チェック! 災害時の使い勝手やメンテナンス性を比較
オール電化の給湯器は、災害時にタンク内のお湯や水を生活用水として使えます。
ガス併用の場合、ガス管さえ生きていれば、停電中でも料理や入浴が可能です。 オール電化が向いているのはこんな方
オール電化は、以下のような方に向いています。 オール電化のプランは、日中の電気代が高いので、テレワークなどで昼間家にいる時間が長い場合はおすすめできません。 ガス併用が向いているのはこんな方
ガス併用が向いているのは、以下のような方です。 火災のリスクはありますが、昼間に料理をしたりエアコンを使ったりするなら、ガス併用を選ぶことで光熱費を抑えられます。 まとめオール電化は夜間や休日の電気代が安く、ガスの基本料金が不要なので、平日家にいない時間の長い方なら電気代・光熱費両方の節約が可能です。 一方、ガス併用は、時間に関係なく電気やガス使った分だけお金がかかるので、日中家で過ごす時間が長い方に向いています。 どちらにもそれぞれのメリットがあり、コストパフォーマンスも世帯人数等によって変わってくるため、オール電化かガス併用か迷ったときは、ご自身の生活に合うプランを選びましょう。 |

